ベトナム旅day5〜ダナン・フエ〜
朝8時、アラームの音で起床した。10:30頃初の電車の予約していたので、今旅初のアラームによる起床だ。今日は2日前の朝にバインミーを買ったカフェ店内で、時間を過ごす事にした。チキンバインミーと生搾りオレンジジュースを頼んだ。オレンジジュースの色は、日本の100%ジュースよりも色が薄く本当に100パーセントか?と思ったが、飲んでみると、フレッシュさが桁違いだ。日本で飲む100パーセントジュースは香料とか着色料入っとるのだろう。1時間ほど読書をすると、grabバイクでダナン駅に向かった。
ダナン駅に到着し、入場すると電車に乗り込んだ。本数があまり多くないからだろうか、3本の線路に対してホームは1つしかなかった。奥側の線路に到着した電車に乗り込むには、手前の線路を徒歩で通過せねばならない。指定された席は窓側だった。隣のベトナム人に窓側と替わって欲しいと頼まれたが、景色を楽しみたかったので断った。自分は悪くないのに断ると、気まずいのは日本人だけなのだろうか?居心地が悪かった。農村風景、山岳地帯、海岸沿いと景色が変わってゆき、予定時間より30分遅れて14時前にフエ駅に到着した。
駅舎を出ると、沢山のタクシーの出待ちが居たがスルーして市街地に向かった。途中で見つけたフォーの店で鶏肉のフォーとフーダビールというフエ産のビールを頼んだ。相変わらず、美味しかった。その後、電車内で予約した宿に泊まった。1人部屋の良さに取り憑かれた僕は、またもや1人部屋を予約してしまった。しかし今回は一番安い1人部屋だ。かなり狭めで年季は入っていたが、落ち着く雰囲気で心地良かった。
荷物を置くと、地球の歩き方おすすめのカフェに向かった。ソルトコーヒーとエスプレッソコーヒーを注文し、2時間読書して過ごした。17時くらいになり薄暗くなってきたので、橋を渡って旧市街へ向かった。ベトナム最後の王朝があったフエの古い街並みは美しかった。暗くなるとイルミネーションで彩られるグエン朝王宮は中華を感じさせる美しい佇まいであった。小一時間眺めて満足すると、夜ご飯を食べる店を探した。現地人で繁盛している店に入るとオススメのメニューとビールを注文した。つくねと香草をライスペーパーで包んで食べる料理だった。名前を聞いておけばよかった。とてもビールに合う料理でかなり美味しかった(見た目通りの味にピーナッツ味を感じるソース)。ビール2本を飲み干すと、ほろ酔い気分で川沿いを歩き、橋を渡って市街地に向かった。橋もライトアップされており水面も虹色が映っており美しかった。
宿に着くと、シャワーに入った。が、お湯が出ない。ネットで調べてみるとベトナム(東南アジア)の安宿あるあるなのだという。橋のライトアップよりも、暖かいシャワーに電力を割いて欲しいなと思いながらも、2日目の夜シャワーがなかったよりはマシだと思い、我慢して冷たいシャワーを浴びた。硬い木のベッドでYouTubeを見たり、本を読んだりゴロゴロしていると眠くなったので、明日のフエ観光に備えて寝ることにした。