カワウソの「あとがき」~読書ときどき旅好き~

雑食系読書好きのカワウソ似。最高の楽しみは、一人旅をしながらの読書。アウトプットの重要…

カワウソの「あとがき」~読書ときどき旅好き~

雑食系読書好きのカワウソ似。最高の楽しみは、一人旅をしながらの読書。アウトプットの重要性を感じ、noteを始めてみることに。『カワウソの「あとがき」』として、ネタバレにはならない程度に独自の視点で感想や読み方を勝手に書き記し、一人でも多くの人に取り上げた本の良さを伝えていきます。

最近の記事

”気分”で流される世論~民王第2作を読んで~

政策は正しいはずなのに、世の中は”気分”で流されていく。果たしてそれが世論なのだろうか。(文中より) 菅首相退陣の状況と私の頭の中では重なった。 政治という観点だけでなく、自身のマスコミやSNSとの関わりを見つめ直すきっかけに読んでみるというのも面白いかもしれない。 どんな本?本書は、半沢直樹シリーズでも有名な池井潤氏によって書かれた民王シリーズの2021年9月28日に発売された第2作だ。 前回の記事で本シリーズ第1作についても取り上げているので、そちらもぜひ見てほし

    • 「民意」とは?~民王を読んで~

      「なにが民意だ! ふざけるな!」(文中より) 内閣総理大臣指名選挙に注目が集まる今日(2021年9月26日)にピッタリだし、私みたいに来週に迫った待望の民王の続編発売に向けて読むでもきっかけは様々だろう。 あなたもこの本を読むと、「民意とは何か?」まさにこの一言について考えるようになるのではないだろうか? どんな本?あの半沢直樹の原作者としても有名な池井戸潤さんの政治をテーマとした小説です。同氏の著書は、半沢直樹シリーズももちろん大好きですが、私はこの「民王」もまた大好

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