[読書メモ]『(見えない)欲望へ 向けて』

p41
ヴィクトリア朝イギリス文学では、性的なものが表面化しないことが当然とされているから、見えない欲望の解読機能はいっそう力を増す。

p71
おそらくオースティンは、シェイクスピアを除けば現代アメリカでほとんど唯一、大学以外の場所で商業価値をもち、多数のとくに文学好きでない読者を獲得しているイギリス文学の正典である。

p92
教育装置としての小説

p93
小説はプライヴァシーを侵犯する――自宅に入り込む監視カメラのように。


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