見出し画像

書評 時間革命~多忙と多動~

ホリエモンが人生で一番大切にしているものは「自分時間」である。これまでの著書でも
「他人時間」ではなく「自分時間」を生きろ!
と一貫したメッセージを発している。「自分時間」とは楽しいことの時間、「他人時間」とは他人から強制される嫌な時間とイメージは容易につくだろう。人は誰しも人生の質を高めたいと願う。しかし「自分時間」と「他人時間」はトレードオフの関係という。つまり、「他人時間」を減らさなければ「自分時間」は増えない。

時間の価値を高めたいとき、注意するべきは「多忙」と「多動」を勘違いしないことだ。多忙な状態が続いていると、何となく毎日が充実しているような錯覚に陥ってしまう。しかし、どれだけがんばっても、なぜかまったくハッピーになれないという人がいる。
中略
「多忙」な人というのは、ものすごく忙しいにもかかわらず、心のどこかでは「退屈」しきっている。膨大な仕事を次から次へと処理しながらも、どこかでそれを覚めきった目で見ていて、本当はそれに飽き飽きしている。
他人時間の正体は「他人そのもの」ではない。
中略
そう、ほとんどの「他人時間」の発生源は、あなた自身のなかにある。ほかでもないあなた自身が、貴重な「自分時間」を捨てている犯人である。

私が時間について考える際に一番ムダだなと思っている時間は過去への妄想である。何かしながら何か妄想している。心ここにあらずの状態。私の妄想は過去の嫌なことを反芻して自分は悪くない世間とはこうだと心の声で援護したり、これから起こるかどうかわからない未来の不安なことへのリスクヘッジのシナリオを考えてみたりすることだ。そして仕事、育児、家事と毎日ワンオペなのでToDoはたくさんある。ホリエモンの言う通り体も心も多忙の状態。しかし心は暇で退屈していた。この妄想時間は他人時間。他人時間の解決方法として以下のことをこの本は提案している。

自意識が描き出す「世間」は、心の中の幻である。そんなものは全部取っ払ってしまえばいい。
中略
本音が出てくる。あなたがこうしたい思いを持っていることこそが揺るぎない「事実」であり、すべてはそこを出発点にするべきなのだ。
中略
シンプルに本質を見直すことだ。

自分がどうしたいかはシンプルなのにごちゃごちゃと世間や他人はどうだと考えて他人時間の中で生きている。その時間を過ごすほど本音が埋もれてしまい分からなくなる。妄想から出てきた課題を一つ一つ解決しても、また次から次へと妄想から課題が出てきて他人時間の中で生き続ける。なぜなら全ては幻であるから終わりがない。潔くスパッと削ぎ落とす!

画像1

妄想しそうになったら心が退屈していること意識。「シンプルに!」と唱える。妄想中断。これを1週間やってみた。私の場合、何かを決断する時に妄想癖があることがわかった。今日のご飯何しよう?から仕事に関することまで小さな事から大きな事まで妄想していた。妄想しなければちゃんとその前に何が食べたいなど本音はあった。妄想(他人時間)に使っていた時間をそこから出た本音を叶える時間(自分時間)に使っていく。体を動かす事は多くなったけれど、かかる時間は変わらない。これが多動なのかな。私にとっての妄想は出来ないやらない言い訳ばかりだった。
なりたい未来を妄想しそこに向かっていくこと、過去の出来事から学ぶことは自分時間を生きていると言えよう。言い訳は他人時間を生きている。

シンプルに生きる!!

by Asami

〜小田桐あさぎ オンラインサロン 魅力ラボ 〜
仕事も、恋愛も、遊びも。
「自分らしさ」で全てを手に入れる

◆オンラインサロンのご案内
http://adorable-inc.com/miryokulab/

◆小田桐あさぎメールマガジン
https://55auto.biz/adorable-asagi/touroku/entryform2.htm

◆公式Instagram
https://www.instagram.com/miryokulab

◆公式Twitter
https://twitter.com/miryokulab

◆読書部Instagram
https://www.instagram.com/dokushobu1




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?