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【エッセイ】私流!note活用方法について

元来、私はクソ真面目な人間だ。
小・中の卒業アルバムの中にあるような、真面目な人ランキング。
そのランキングの1位を独走する勢いで他者からも真面目という評価を受けがちだ。
要するに”つまんないやつ”だ。
なのに、友だちには恵まれていたのは、友だちに感謝すべきことだと思う。

で、私の場合、クソ真面目な人間であらねばならないと、自分に言い聞かせて33年生きてきたタイプだ。
それが真っ当で、正しくて、唯一の道で、大人になるってことだと信じてきた。
私も知らない誰かにいつも見られていて”そんな大人は恥ずかしい”って非難されないように、信じた道を右往左往しながらも進んできた。
その中で、私の中では”こうあるべき姿”が形成された。


  • 正社員でなければならない。

  • 常にスキルを磨きつつげなければならない。

  • 仕事は完璧にやり遂げなければならない。

  • ミスは決して許されない。

  • 上司からの評価は常に満点でなければならない。

  • 1度した発言を撤回してはならない。

  • 仕事は継続しなければ意味がない。


などなど、いくらでも挙げ連ねることができる。
こんなガチガチ思考はもろすぎる。
なぜ今まで仕事にありつけていたのか、不思議だ。
採用担当者の方、その節は大変おせわになりました。

で、今までの私の思考は、他者の目を気にしすぎていたことに起因している。幼少の頃から失敗するたびに「わぁ〜、恥ずかしい〜」と祖母や叔母に言われ続け、羞恥心センサーがすくすくと成長したおかげだ。

で、世の中的には”無職であること=社会的失敗”というレッテルが貼られる。と私は思っている。それは私の羞恥心センサーに触れることなので、転職を繰り返すわりに無職である期間はそんなになかった。

ただ、今の生活のままでいいんだろうか。こんな疑問は常に抱いていた。給料は上がらないし、終身雇用制度はなくなったし、年金だってもらえないかもしれない。こんな何者でもない私は老後まで人間らしい生活を送りながら人生を全うできるのだろうか。

だから私は本を読み始めた。
学生の頃は小説ばかり読んでいたが、今は”知りたい”と思ったことについてとにかく本を読むようにしている。私の中にある漠然とした不安は”無知”から発生していることは目に見えていたからだ。

そうこうしているうちに、今、キャリアチェンジの時なんじゃないかと踏ん切りがつき、いったん無職になった。本を読み続けることで、無知による漠然とした不安を適正値に整え、無職になることの羞恥心をコントロールした。例えば「LIFE SHIFT2」は不安にも羞恥心にもとてもよく効く本だ。

自分の中にある不安と羞恥心を鎮めるためにも、noteを備忘録として利用している。

だから断っておきたいことがある。
noteの中では、私が気持ちよく過ごし、勝手気ままに持論を展開し、自分が面白いと思える内容を、ただただ自由に伸び伸びと書き綴ることにしている。不愉快にさせる箇所があったり、読みにくく感じる箇所があったりするだろう。そこは私の不徳の致すところであり、私の伸びしろなんだと思い、暖かく見守っていただけると助かります。

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