マガジンのカバー画像

読書家の読んだきろく

23
ワクワクした書籍のきろくを残しています。小説だいすきにんげん。いまは宗教学・政治学・自己啓発・社会学に興味しんしん。
運営しているクリエイター

#無職生活

私の憧れの人『アシュリー〜All About Ashley 〜』はスカッと晴れやかなかっこいい女性だ

”プロジェリア”という病をご存知だろうか? ハッチンソン・ギルフォード症候群、日本語でいう”早老症”という病の1種だ。 読んで字のごとく、早くに老いる。 人の約10倍ほどの早さで体だけがどんどん年をとっていくのだそうだ。 遺伝子異常が原因の病だそうだが、根本的な治療方法は見つかっておらず、患者の平均年齢は13〜14年程度。 今回取り上げる書籍の著者であるアシュリーは17歳11ヶ月で亡くなっている。 なんと、私はもうじきアシュリーの倍の時間を生きていることになる。 アシュリー

生活に息苦しさを感じる方へ『ゆるく考えよう 〜人生を100倍ラクにする思考法〜』にヒントがあるかも

聞いてみたいことがある。 ”ラクして生きる”と聞くと何を想像するだろうか? フリーターとか?玉の輿女とか?年金生活に突入した親のすねかじり野郎とか?親が資産家の子女とか? ここに書き出した表現が全て悪口に読めるのは、この文章を書いている人の品のなさと育ちの悪さのせいなのだ。すまない。 一方で”ラクに生きる”というと、どことなく精神的にラクにゆるふわっと生きていくことを想像する。 で。みんなラクに生きたいと願っているんじゃないかなと個人的に思っている。 実際にネットで「ラクに

何度も挫折した方へ『夢をかなえるゾウ』は決断と実行をあとおしするかもよ

私がこの本に初めて出会ったのは2013年1月。 当時の私は新卒1年目。 1社目の会社を辞める直前だった。 あの時の私は会社を辞めることへの不安と、”退職=失敗”だという思いに駆られ、、、 ていたかどうかは正直覚えてないのだが、ただ自分のやりたいことが分からないなぁと思いながら日々を過ごしていた。 (そもそも私は研究職に就きたくて大学に進学したのだが諸事情により学部卒で社会にでたのだ。) もちろんお金もそんなになく、というより、今より全然なかったと思うのだが、 本屋で見つけた

” いま ”ツライ方へ。『しれっと逃げ出すための本』を手にとってほしい

ヨシダナギさんを知っている方はどれくらいいるのだろうか? 気になってTwitterのフォロワー数を調べてみたら、85,136人いらっしゃった。 うむ。これは多いのか、少ないのか。 Twitter初心者には判断がつかない。 彼女は現在フォトグラファーとして活躍している。 海外の少数民族の方々をカッコよく撮影したり、最近ではドラヴァクイーンの方々を被写体にした写真展を開催されたり、とにかく被写体をカッコよく映し出す天才だと思う。 私も2回だけ写真展にお邪魔したことがある。 ヨ

職業人生の岐路に立つ方へ『どこでも誰とでも働ける』は参考になる

この文章を書いている今、私は無職だ。なぜ無職なのか。それは仕事を辞めたからだ。 転職に関しては何度か経験があるため、仕事を辞めること自体はなんてことないんだけど、今回の無職は今までとちょっと違う。 それは、今後の仕事(=お金稼ぎ)を全く検討することもなく辞めたのだ。 これは慎重派の私としては、英断といっても過言ではない。 33歳にして華々しくニートデビューしてみちゃったわけだ。 で、暇だし、やることと言っても家事とか夫の身の回りの世話みたいな毎日だし、飽きてきたし、じゃあ働