小学生下ネタ業界に関する女性進出動向について

代休で平日休みだった昼下がり。

この日は思いっきり寝坊したせいで、自炊が面倒になり外で遅めのランチでもと、近所のアメリカンホームメイドスタイルの小さなハンバーガー屋さんへ。

そこは半年前にはオープンしていたのだけど、なんとなくタイミングが合わず行けてなかった店。

入ると若い男性店長とアルバイトの女性の2人が笑顔で出迎えてくれた。

そこはカウンター5席と4人掛けテーブル3席の小さな個人経営の店舗。

その日は僕以外にはお客さんの姿は無く、どちらかというと夜や週末に飲みに来る人がメインの店かな、と想像したり。

そしてぼくはタンドリー風チキンバーガーとドラフトビールのランチセットを注文した後は、しばらく通りを行き交う人をぼーっと眺めていた。

そのうちにビールとハンバーガーがテーブルに到着。ぼくが食べ始めると同時くらいに、小学校低学年の5人組が、どやどやと入ってきてまるで常連客のようにあっという間に店のバーカウンターを占拠。ちなみに彼らは男子2名、女子3名という構成だ。

テーブル席からカウンターを眺めると、横一列に並ぶ色とりどりなランドセル達がなんとも微笑ましい。

彼らは店員2人と顔見知りなのか、料理中の店長に大声で質問をしながら、終始けらけらと笑い合っている。

男子A「(胡椒挽きミルを指して)ねえこれナニ?」

男子B「うんこうんこうんこ!」

店長「ここはゴハンを食べる所。そういうこと言っちゃダメだよ」

ちびっこギャング5名は構わず大爆笑。思わず僕もつられて笑ってしまう。

ぼくは「いつの時代も男子はアホだな。女子チームはさぞ呆れているに違いない」と女子2人を観察していた。

すると間髪入れず女子2人からマスターに対し、次のような質問が飛ぶ。

女子A「いっぱい、うっぱい、えっぱい。さて次はなんでしょう?」

女子B「はいはいはい!じゃあタンコの次はなんでしょう?」

店長「だーかーらーー(苦笑)」

ちびっこギャング5名は自分達自身でその答えを大声で連呼し、またもや大爆笑。

この様子には正直びっくり。

なぜかといえば、かつては小学生男子の下ネタに対する小学生女子のリアクションと言えば、
「ちょっと男子!そんなことばっか言ってると先生に言いつけるわよ(怒)」

的なものか、氷の表情でガン無視、のどちらかと相場が決まっていた。

やはり昨今のウーマンパワーというか、女性プレーヤーの進出的なものは小学生の下ネタ業界(そんなもんが存在すればだけど)にまで及んでいるのか、と感心したぼく。

そんなしょーもないことをドラフトビールを啜りながらひとり考えていた、金曜昼の午後2時。

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