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自分の夢を否定する親との付き合い方


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生きづらさ改善コンサルのささしんです。
今日は「自分の夢を否定する親との付き合い方」というテーマでお話をします。

あなたは親に自分の将来の夢や希望を話して全否定され自信喪失した経験はありませんか?

例えば子どもが
「将来は医学部に進んで医師になる」
「アメリカに留学して起業したい」

言ったのに対し親が
「やめておけ、そんなことお前なんかにできるわけがない」
「世の中はそんなに甘くないんだよ」
こんな感じです。

あなたは心の中で「自分にはやっぱり無理か・・・」と思ったはずです。あなたは、親は子どもの希望や夢を応援してくれて当然と思っていませんか?

もちろん暖かく応援してくれる親もいるでしょう。
しかし子どもの夢や希望を含めやることなすこと全て否定する、いわゆるドリームキラータイプの毒親もたくさんいます。

親が認めてくれないからといって、自信喪失して自分の夢や希望を諦めらければならないのでしょうか?

文章で読みたい人はそのままスクロールを、動画で見たい人はYouTubeでどうぞ。

この記事を読むと、親が認めてくれなくても自信喪失なんかせずに、自分の夢や希望をかなえられる方法がわかりますので、是非最後までご覧ください。

親は子どもの気持ちを理解なんかしない

まず前提として、「親なんだから子どもの気持ちを理解して当然」「親は子どもの夢や希望を応援するものだ」という期待は早く捨てた方がいいです。そんなものは単なる願望に過ぎないんです。

どういうことかというと、自分の自由を守るためには、相手の自由も認めなければならないということです。

自分がどういう夢や希望を持つか、そしてそれを実現するためにどう行動するかは全く本人の自由なんです。

それと同時にそれを聞いたり見たりする親がどう思うかは、これもまた親の自由ということです。
例えそれがネガティブな感情であってもです。

そして自分の話を聞いて親が不快になってもあなたはそれを気にすることはないし、知ったことではないんです。

もちろん親が持ったネガティブな感情をこちらが処理してあげる責任もありません。
自分が原因で相手が不機嫌になっていると、こちらが罪悪感を感じてしまいます。だからついついご機嫌とりのようなことをしてしまいがちです。

だけど機嫌をとるということは、自分のことを理解して欲しい、わかって欲しいという思いがあるからです。つまり、これは相手の感情をコントロールして自分の意見を押し通そうとしていることに他ならないんです。

自分は生きたいようにいきたい、自分の自由を認めて、だけどそのことで不機嫌にならないでと言っているわけです。それってフェアじゃないでよね。お互い様なんです。

自分の自由を認めて欲しいなら、相手の自由も認めなければならいってことです。

もちろんプレゼン能力がものすごく高いのなら、説得するのもありですが、それに自信がないなら止めたほうが無難です。

毒親はあなたのことを知り尽くしている最強の敵ですから、逆にコテンパンにやられる危険性だってあります。

自分の夢や希望は、親の知らない世界です。親を説得するということは、相手の知らない世界がいかに素晴らしいかについて言葉で伝えなければなりません。

これには相当のプレゼン能力が必要で簡単な事ではありません。

仮に抜群の説得力とプレゼン力があって相手の反論を全て論破したとしても、それで賛成してくれるとは限りません。


人間は未知のものに不安を感じる生き物

そうすると子どものやりたいことを邪魔しないで応援するのが親じゃないのか、親だったらそれが普通でしょっていう反論があるかもしれません。

だけど人間理解できないものや未知のものに不安を感じて反対するのはある意味当然の事なんです。これは親子かどうかは関係なく人間の本能のようなものでしょう。

今でこそサラリーマンが夏にネクタイをしないのは当たり前になりましたが、初めてクールビズが導入された時にはネクタイしないなんてマナー違反だと大反対の声が上がったんです。

それまで真夏でもサラリーマンはネクタイをして上着を着るのが当たり前だったんです。

こういう風に今までになかったもの、未知のものには不安を感じ反対するものなんです。

これが、まだ他人の子どもだったら無責任に「チャレンジするのは本当に素晴らしい」「お宅のお子さんは将来が楽しみですね」というふうに言えるかもしれません。

だけど自分の子どもだと全く正反対になります。それが一般人の考え方なんです。だから理解なんてしてもらおうと思わない方がいいです。

よくドキュメンタリー番組で、子どもの夢を親が応援して実現する話しが感動的に作られているものがあります。

そういう番組を見ると憧れを通り越して、あれが普通という感覚になりがちです。

しかしよく考えて欲しいんですが、それは普通じゃないからドキュメンタリー番組として成り立つんです。

当たり前のように、あっちこっちにある話だったら番組になりません。

中にはそんなドキュメンタリー番組のような遠い世界の話ではなく、自分の友達で親がその友達の夢の実現を応援してくれている人がいるかもしれません。

しかし、なぜ応援するかといえば、その子供の夢は親の知っている世界だからかもしれないんですよ。

子どもの進もうとしている道が自分も知っていたり憧れたことがある世界だったり、例え知らない世界だったとしても自分自身がサラリーマンとか公務員になる以外の道にチャレンジした経験があって、そのチャレンジを後悔していないからチャレンジするのは素晴らしいって考えている人かもしれないんですよ。

あるいは、何かやろうとして親に反対されてすごく悲しい気持ちになった、悔しい気持ちになったという記憶がすごく鮮明に残っていて、自分の子どもにそういう思いをさせたくないという気持ちがあるとか何らかの理由がある人が応援すると考えたほうがいいです。

夢を実現したいなら1人で行動するしかない

結局、親が自分の夢や希望に理解してくれなくてもそれを実現したいなら、理解してもらおうという気持ちはあきらめて、理解されないまま行動するしかありません。
自分を信じて行動するしかないんです。

もし妨害されることがあれば隠れてやるのもありです。

自分の夢や希望を否定するドリームキラーに理解してもらおうとか説得しようと考えずに、そのエネルギーを自分の夢を実現するために使いましょう、行動しましょうということです。

1人で頑張って結果を見せるしかないんです。それなりのよい結果が出るまでは、応援してもらえない覚悟でやるしかありません。結果を出すことでのみ親を説得できるということです。

そして親に全否定されて自信喪失してしまった場合にどう対処するかです。

ここで考えて欲しいのは、今結果を残している人がみんな自信満々の状態で行動して周りからも応援されてスタートしたかといえば、そんな人ばっかりではないということです。

もちろん自信満々という人もいるでしょうけど、そういう人はごく少数だと思います。多くの人たちは、自信なんかないし親の応援もなかったけど自分の夢を実現したかった、やらずにはいられなかったということだと思います。

結果を残している人に共通していえるのは、自信のあるなしではなく行動量が圧倒的だということです。自信がなくてもどんどんやる、失敗してもめげない、成功するまでやり続ける、それだけの違いです。

そしてこの自信ですがかなり主観的なものだとも思うんです。私の周りのカウンセラー同業者でも、自分はまだカウンセリング技術が未熟だからといっていつまで経ってもデビューしようとしない人がいます。

だけどそんなこと言っていたらいつまでたっても夢や希望の実現に向けて動き始めることはできません。
ここは勇気をもって最初の一歩を踏み出すしかありません。

私自身もそうですがカウンセラーとして活動を始めて、今でこそたくさんの相談をいただけるようになりましたが、最初は自身なんか全然なかったです。

ただ自分と同じような思いをして苦しんでいる人たちの力になりたいという気持ちしかなかったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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