見出し画像

中学校の技術家庭科

某国では Design and Technology 略して DT と呼ばれる科目ですが日本の技術家庭科に近いと言えます

学習時の学校では各学期ごとに技術、料理、そして最終学期にコニュニケーションスキルとかいうよく訳のわからないことをやるようです😂

先学期では、型に合金のなんかを流し込んで固めて、型から抜いたのを研磨して仕上げるような、これも私にはよくわからないことでしたが😂学習児はそれはそれは楽しそうでした。先生からも、毎回の授業で参加意欲が高いことを特別に誉められたくらいです😂

今学期は料理で、ギリシアサラダ(切って混ぜるだけ🤔)とスコーンを実習で作り、最終テストではマフィンを作りました

そのマフィンがこれ。先生の評価はどうなのかはまだわかりませんが、私が思うのは、見た目も、味も、食感も文句なしの出来栄え。私からは満点あげてもいいですね😂

学習児が作ったマフィン、リンゴとシナモン入り

私の時代は男子が技術をやり、女子が家庭科をやらされるというのがまかり通っていた時代で、私はそれがおもしろくなかったので授業態度が非常に悪く、10段階評価の2という華々しい成績を取ったことがあります😂

今回のマフィンは学期末の実技テストだったため、直前の週末に家で練習したのです。実技テストの前日に実技テストに必要な材料を用意して、当日の朝には再確認して、正直言ってめんどくさかったのですが、私は自分の親にこのように手伝ってもらったことがなく、学習児に心許ない思いをさせていないのだ思えたときに、めんどくさい子どもの世話や相手も幸せのうちと感じました

(ここから毒嫌育ちモード)

私の母は私の存在がとことんめんどくさかった様子だった。私がたまに楽しいことがあって楽しそうにすると「いい気になってんじゃね」と咎められた。幼いころは(それが無駄なこととは知らず)どうしたら母に愛してもらえるのだろうとばかり考えていた。学校の宿題を手伝ってもらったことは一度もなかったし、忘れ物をしないように気遣ってくれたこともなかった。なのに学校の先生などの前では娘思いで娘自慢が止まらなくなる母親になり、周りの大人からは「あなたは素晴らしいお母さんを持った」と言われるたびに私はどう反応したらいいのかわからなかったことを思い出した

そのときは気づかなかったけれども、私は幸せになることをとことん禁じられていた。ここでは詳細に書かないが、その点では父も同様だった

世の中には子や子の配偶者という、家族内で自分より弱い立場の者が自分より幸せになってはいけないという思想を持つ真性毒親がいる。私はそういう話を見聞するたびに殺気立つ

(毒親育ちモード解除)

オットと私は、学習児が作ったマフィンが最高の出来だと学習児を誉めまくって、そのマフィンを一緒に食べました😂

学習児は予行演習をしたから、実技テストのときは余裕だったと言っていました

毒嫌育ちがこのような普通の家族のようなことをすると、不思議な感じがします

これは実はなんかの間違いで、きっとこの先なんかの不幸に見舞われるという考えが頭の隅にいつもあります

それが根拠のない考えだとわかっていても、この感覚は収めようがないのです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?