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ある気分変調症者の末路

結論から言うと、私はこの症状から逃れることはできないと思う

私が幼少期から成長期にかけて継続的に耐えてきたことをなかったことにすることはできない。普通なら一番信頼できるはずの親族から「お前は生きていてもしょうがない」という価値観を刷り込まれてしまったら、それはその人に一生ついて回る

薬物療法と心理療法を組み合わせれば、長い時間はかかるが良い方法に向かうと説く人もいるが、なんの根拠があって?としか思わない

症状が良くなる人はいるだろう。私も薬物療法で悪循環から抜け出すきっかけはできたが、もともと💩みたいな人生を歩んできた人の症状が少し良くなったところでやはり💩のような人生に毛が生えた程度のことでしかない

信頼できるような心理カウンセラーには会ったことがない

本当にこの症状が治るのだとしたら、誰か一例でもあげてみてください

数年前に父が亡くなった。父は死ぬまで自己中心的で、自分のことしか考えていなかったのが痛いほど丸出しだった(関わりたくなかったので即座に遺産相続放棄をした)

母とはもう何十年も連絡をとっていない(兄によるとまだ生きている)が、和解などしたくない。あの人には自分から最も遠いところにいてほしい。私に絶対に近づかないという保証があるのなら、母には幸せでいてほしいとは思う。だって私は自分に全然関係のない他人には不幸であるよりは幸せであるほうがいいと思うから、それと同じ。反省していようが私には関係がない。よほど反省して自殺するようなことがあっても、何のためにそんなことした?程度にしか思わないので、どちらかと言うとやるだけ無駄だし、他人に迷惑をかける分タチが悪いと思う

日本の法律では離婚をして親権を失った親でも死亡時には子が財産相続をしなければならない。もちろん私は遺産相続放棄をする気でいるが、手続きは親が死なないとできないので、煩わしく思っている

今でも母が娘を思う悲劇の母を演じて周りの人を騙して、最後の執念で私に近づこうとしてくるのではないかと恐怖だ。もしそんなことがあったら、その日が私が壊れる日だろう

相手を許せば自分の心も楽になりますよと言う方、いらっしゃいますか?大きなお世話です

子どものころは、自分が大人になれば、なおかつ親になれば、きっと自分の親のことが理解できるようになると、何も事情を知らない大人たちに言われてきた

はい、私は年齢だけは重ねて、奇跡的に親にもなりましたが、自分の親に思うことは以上のとおりなんです

私が助けを求めたときに「性格の問題」で切り捨てた当時の精神科医というのはよほど無能だったんだと思わざるを得ない。当時の精神科医って何してたの?仕事してたの、それともショボい医学書に書いてあった通りに患者を捌いていただけなの?

私が自分の立場の弱さを知りつつ、告発するような形で自分の親の悪事を大人に訴えたときに、誰一人私の言うことをまともに聞いてくれる人はいなかった

子どもがにわかには信じがたいようなことを言ってきたら、その一字一句をすぐに信じろとは言わないが、少なくともこれには深刻な問題があると、思わないのかな、普通。精神科医の専門知識なんてなくても気づきそうなことなのに

それにしても気分変調症って、単に気分が不安定な人みたいな印象を与える症名でよろしくない。実際にはその日の気分がたまたま悪いような次元の話でもないのに。言葉のセンスが悪い

(続く)

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