ドクカン

20代半ばから少年野球の監督をして6年ほど。 自分を育ててくれた少年野球に感謝しつつも…

ドクカン

20代半ばから少年野球の監督をして6年ほど。 自分を育ててくれた少年野球に感謝しつつも、これからもっと良くしていきたいと思って日々奮闘中。 ゆくゆくは少年スポーツを「プロ」として教えたい。 子どもの可能性は無限大。それを引き出すのが大人の責務!

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        • チーム優先こそが個人の成長を促進する

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          自己紹介 私は少年野球の監督をしています。 世の中には「自分の子どもがいるから」、あるいは「(チームに)いたから」という監督さんが過半数じゃないかなと思います。 私は例外の側で、「子どももいなければ、結婚もしていない」のに「監督をしている」変わり者です。 独身監督、略してドクカンを名乗っています(笑) 部活動と働き方改革 さて、昨今、教員の方々の働き方が問題になっています。授業以外の負担が大きいということで、分かりやすい「部活指導」について見直しが進んでいます。 確か

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