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定年退職後60代と現役50代、どちらが有利か

普通は年齢が若い方が記憶力の関係で有利と考えられていますが、どちらかというと、年齢よりも

健康状態に左右

されると思います。20代~30代(人によっては40代くらいまでは)気が付かないだけで、健康状態=学習能力と言っても大げさではないくらい、関係があると思います。世間では、それじゃぁ、やっぱり、60代の方が不利なんじゃないかと思われるでしょうけど、別に年齢に応じて不健康になるわけじゃないです。どんな生活をして、どのような考えを持っているかで、かなり変わってくるのがちょうど、60代くらいからかもしれませんが。

特に定年退職直後くらいなら、時間に追われている現役世代よりも、

60代の方が時間的な余裕で、遥かに有利

です。もっとも、60代に限りませんが、年齢が高い人ほど、

世間の誤った常識に洗脳されている度合いが大きい

のがネックになると思います。つまり、

難関資格だと、やっぱり、予備校とか行かないと無理だろう

権威ある人が言っていることが正しいのだろう

という、思い込みです。実際はどの分野もそうなんですけど、
現場を実際に知っている人、真摯に現実を直視できる人が

一番、正しい情報を持っています。

ただ、どの人がその正しい情報を持っているのか、正しい事実を知らない段階だと、見抜けないわけです。これはもう、どの分野でもそうだと思います。

多忙な現役50代の1年間スキマ時間の勉強の成果と、定年退職後、一念発起して、正しい方法で適切に4か月集中して勉強した60代だと、

後者が絶対に有利です。

もちろん、法律の前提知識の有無で全然、変わってはきます。単純に年齢や現役世代かどうかという違いだけで考えた場合です。

過去に知り合いの子供(中学生)の英語が出来ないという相談を受けたことがあるんですが、私自身はもう、英語からずいぶん離れていますし、学生時代も英語の成績が良かったような記憶もありません。そこで、その子にはこう、言いました。

英語なんか私も全然、わからないけど、勉強の仕方、どうやったら点数が取れるのか、一般的な話だけするから、参考になったら、自分で実行してみて。

当時、中学1年生で、60点そこそこででしたが、今、3年生で90点弱になっています。もちろん、本人がやる気になって、勉強しだしたのが最大の要因です。私は直接、英語のことは何も言いませんでしたから。

ただ、周りの同級生は皆、塾やら家庭教師やらを始めて、本人も親御さんも焦っていたようです。でも、その塾通いに家庭教師までつけていた同級生はというと、現在はその子よりも成績は良くないようです。

結局、大人(親ですね)の思い込みなんです。

子供の成績を上げるには、プロに任せるのが一番、良いんだ!そうに決まっている。

繰り返しますね。どの分野でも同じです。


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