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親友は1ヶ月だけクラスに来ていたドイツ人

アメリカに行って1ヶ月が過ぎた頃です。

上級者クラスにドイツ人の女の子が入学してきました。
私は初級者クラスにいたので、同じクラスで授業を受けることは
ありませんでしたが、1日の授業が終わると、なぜはみんな初級者クラスに
立ち寄る習慣が留学生にはありました。

そこで、毎日1日の授業が終わると顔を合わせるくらいで
お互いに言葉を交わすこともなく、2週間ほどが過ぎていきました。

もし、話しかけられたとしても、当時の私の英語レベルでは
会話にはならなかったので、私からも話しかけることは
当然ありません。

でも、ある日を境に、毎日授業が終わると一緒に時間を過ごすように
なりました。

彼女の名前はジャナ。ふわふわのカーリーヘアーの可愛い女の子。

毎日2人。車でドライブしたり、カフェに行ったり、
映画を見たり、いつも一緒でとにかく楽しい日々でした。

でも、彼女のアメリカ滞在は1ヶ月。

残りの2週間はあっという間に過ぎ、
ジャナはドイツに帰っていきました。

あれから20年。

今でもあの時のまま。親友です。

唯一違うこと。

それは、会話ができるようになったこと!(笑

英語で心の伝わるコミニュケーションが
できるようになりました。

当時の私の英語はボロボロで、
発音ダメ、文法ダメ、単語力超少量、聞き取りもダメ・・
ジャナがクラスに来た頃は、正直、英語を聞くことも
話すこともできずに、いた時期。。

そんな時にできた大親友との会話はもちろん英語。

毎日一緒にいることで、私は英語が少し聞いてわかるように
なっていきました。毎日が本当に楽しくて、いっぱいいろいろ
話したくて、いっぱい英語で話していた私に、

ジャナが言った一言!

「ジュンコの言っていることはわからないけど、
 一緒にいることがとっても楽しい!」

全然伝わっていなかった私の英語(笑

本当はあの時、英語ができていたら・・

そんなことも思ったこともあったけれど、
ジャナとの出会いは、私の英語のスイッチを
押してくれました。

ドイツと日本。

距離はあるけれど、いつでも連絡は取れるから
身近に感じます。でも、またいつか必ず再会したい。


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