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不潔恐怖で入浴がつらい(1)

前提として、私は姉と同居していないので、症状の詳細を把握しているわけではない。
両親から聞いた情報をもとに書いており、私の憶測も入っているので悪しからず。

不潔恐怖の症状は様々なタイプがある。
姉の場合も色んな症状があり、例えば、

  • 手洗いに時間がかかり、回数も多い。

  • 洗濯を1日に何度もする

など典型的なものもあるが、特に強いのは、「風呂に入るのが辛い」というもの。
ただ、湯船に浸かる時間や身体の洗浄時間が異常に長いというタイプではない。

姉にとって風呂に入るという行為は、うつ状態とセットで、膨大なエネルギー消費をする苦行である。
いや、正確には風呂に入るまでの辛さが尋常でない。と言った方が良い。

うつ状態になると、風呂に入ることができなくなる。
当然、そうなると自分の身体が汚いという感覚が強くなる。

そして、姉は身の回りの物に自分の体が触れることを極度に恐れる。
自分が触れた物が汚染されるという観念にとらわれるらしい。

続く

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