漢検1級R4-1で初合格へ 残り98日

【ご注意】以下の内容は、自分の思い出として残してあります。実際の勉強法としてはあまり参考にしないほうがいいです。

一気に暖かくなってきましたね。今年の春は春寒料峭という言葉を知らないようです。まぁ僕の住んでいるところだけかもしれませんが。

自己採95点という無残な結果となった初挑戦、R3-3の試験からおよそ1ヶ月が経過しました。この1ヶ月間は割と忙しく、漢字学習は1級四字熟語をまとめたり配当漢字表を眺めたりということしかできませんでしたが、学校の定期考査や模試ラッシュが一段落したため、ここから次回R4-1の試験に向けてギアを上げていこうと思います。

残り98日、ロードマップを作ってみた

ろくな計画もなく闇雲に勉強を進めてしまうことが一番いけません、というのは半年前の自分に言っておきたいのですが。

今回の学習を進めるにあたっては、こんな計画表を作ってみました。

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文字が小さくて申し訳ないのですが、やるべきことをタテに、日付をヨコに振った表であることはお分かりいただけるかと思います。

また、重要度順に赤、緑、青としています。

以下、各項目についての自分なりの方針を紹介します。

大見出し語

漢検1級模擬試験倉庫さん制作、1級対策の基礎をなす大見出し語表です。漢検漢字辞典に掲載されている1級漢字の用例をまとめてあります。

前回の勉強でも大見出し語レベルは通過できていたと思いますが、そのころの私は模擬試験倉庫さんの使い方がよく分からず(えぇ...)、実際に大見出し語表を使うことができていませんでした。

言い訳:模擬試験倉庫さんの問題、資料はとても素晴らしいのですが、いかんせんFC2ブログはスマホ版が使いづらい...。ブログの全体像をつかみやすいPCで閲覧、利用することをおすすめします。

もちろん倉庫さんの素晴らしさを知った今は、大見出し語に限らずもう頼りっきりですよ。

というわけで、1級大見出し語の約1300語を13日間で履修します。一応R3-3で半分程度は取っている予備知識を考慮すると平均毎日100語はそこまで難しくないでしょう。

同様に、準1級用(約300語)、常用(約500語)の大見出し語表も100/dayのペースで進めます。念のため1級と準1級の間には5日間、準1級と常用の間には2日間の余裕を持たせています。

ページ数はそこまで多くないので、これは印刷してチェックすることにします。

(一)読み

やはり音読みは漢字逞筆さんが強いですかね。こちらは前回の勉強で◆1〜3を回したので、まだ記憶は残っていますが、完璧に近い状態にする意味で◆1〜5の全4200問を毎日250問です。こちらは印刷せず(印刷するとかなりの量の紙を消費します)、提供されているExcelデータを学習・暗記アプリ「Quizlet」にインポートして、単語カードを高速で回します。私は前回の勉強で語の意味がだいたい把握できているため、単語カードには表に漢字、裏に読みだけを載せます。

訓読みは倉庫さん制作の訓読み表がオススメです。とりあえず表形式のものをすべてDLして手元に置いています。こちらは印刷しました。Quizletにインポートしにくい形式だったことも一つですが、逞筆さんの表に比べると紙はそこまで食いません。前回の勉強では訓読みが苦手なままになっていたので、今回R4-1の勉強にあたっては訓読み強化も一つの明らかな課題です。毎日2ページ学習すれば、18日で1周できます。

「1級漢字の主な読み分け」というのは、この多忙な1ヶ月で私が残した唯一の成果です。1級配当漢字で意味による読み分けがはっきりしているものを中心に、270字の音読み568個の使い分けをルーズリーフにまとめました。電子データ(Excel)化も試みましたが、その時間は勉強に回したほうがよいと思ったので一時停止しています。初合格できたら電子化を再開しようと思います。リクエストがあればルーズリーフのスキャンを提供しますが、教材になるほどの正確性はまだ保証できない状態です。

1級・準1級・常用漢字音訓表は精選演習の付録をカッターで切って取り出したものです。これを丸ごと覚えられる天才なら苦労はないんですが、普通はこれを軸に学習するのはコスパが悪いと思います。ですから期間的には5月以降、つまり読みの学習が終わった後半戦に配置しています。他の問題を解く気にならないときに確認の意味でパラパラ見る程度でよいでしょう。

(ニ)書き取り

漢字逞筆さんには書き取り大問専用の問題集はありません。倉庫さんの書き取り問題がよいでしょう。「その○」という感じでいい具合にコマ切れになっています。「その○」を1日の単位として進めます。他に比べるとペースは遅めですかね。印刷はしません。PDFデータのまま利用します。

(三)語選択書き取り

一番の問題児・語選択書き取りの大問です。計画表には「広辞苑」と書いてありますが、正直このタスクの優先度は最低レベルです。まず広辞苑を買わなきゃならん。4点とれれば満足できる大問なので、初合格を目指す時点で深追いするのは逆に損です。というわけで実質無視。

(四)四字熟語

言わずもがな四字熟語を制することは合格の必須条件です。前回の勉強で1級の四字熟語は全部覚えたので、今回の勉強ではヌケモレ確認を継続する程度、ということで緑レベルとしています。近年割合が漸増している準1級以下四字熟語の対策も新たに始めますが、準1級以下の漢字はだいたい書けるので、漢検四字熟語辞典そのものを中高速で繰り返し学ぶ(読む)ことにします。記憶の強さを司るのは回数です。

こちらは期間、ペースともに不定。そりゃできるだけやったらよいでしょう。

(五)熟字訓・当て字

こちらも深追いが怖い大問。読めればよいのでQuizletの単語カードを高速で回しますが、漢検漢字辞典の域は超えないつもりです。ぶっちゃけ過去出だけでも良いくらい優先度は低いんですが、2回目の受験ということでちょっと欲張っています。

こちらも後半戦で暗記していきます。

(六)熟語と一字訓

倉庫さん、逞筆さんの問題をやってもよいですが、普通の音読みと訓読みの勉強で十分間に合うでしょう。特別な対策は無用です。

(七)対義語・類義語

逞筆さんの約1000問、模擬試験倉庫さんの対義語類義語系問題を解きます。倉庫さんはともかく、例によって逞筆さんは紙を食いがちなのでPDFデータのままにしましょうか。

倉庫さんは類義語中心で問題・資料を作っておられるようです。漢検1級YouTuberのあびさんも語っておられましたが、対となる簡単な語のそれぞれの類義語を強化すれば、実質的に対義語が強化できるという寸法でしょう。

期間は4月ごろの前中盤戦です。

(八)故事成語・ことわざ

逞筆さんの約2000項目をQuizletにインポートします。書かされるのにQuizletで大丈夫か、と思うかもしれませんが、ことわざ問題は知っていれば漢字は書けるレベルの言葉が多いです。漢字そのものに対応できる力はついていると自負しているので、言葉をどんどん知ることを軸にしています。

前回の試験で全然取れなかったこともあり、暗記系にしては早めの中盤戦4月からのスタートです。余裕があれば新明海もチェックしたり、他のことわざ集に手を出してもいいかもしません。読みや書きにやり残しがあればもちろんそちらが優先されます。

(九)文章題

大問(六)同様、通常の読み書きで対応できます。近代文学を読み耽るとかいう大王級リピーターの所業はもちろん行いません。

模試

前回の勉強で本試験型が間に合わなかった(かなり大失敗)ので、今更ながら取り組んでいきます。それが終われば、倉庫さんの山のような模試をドンドン解いていきます。復習含め毎日1回分、いけるかな?無理ならばちょっと計画見直しが必要ですね。

過去問

過去問は週末休日を中心に行うつもりです。ですがまだ問題の手配が十分でないため計画は未定です。

以上が、R4-1を受けるにあたっての勉強計画です。今年は大学受験の年でもあるので、搗ち合うことがあればさすがに大学受験の勉強が優先です。まずは無理のないようにしたいと思います。まあ無理をしないための計画でもあるんですけど。

そもそも漢検受験日に(大学受験の)模試などがカブったら終わりなんですよね...さすがに模試優先かな。

ここまで一気に書き上げたので何書いたかあんまり覚えてない。それではまた。

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