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日本人がなぜ米国に投資をするのか考えました

投資信託などを考えると、アメリカなど外国の投資信託を選ぶように誘導されています。この30年、日本は成長しない一方で、外国は通貨発行量を毎年数パーセントの比率で増やし続けてインフレを起こし、物価は2倍以上になっています。

投資信託でインデックスは20%で15兆円

つまり、75兆円程度が投資信託で運用されているという事でしょうか?そのうちの多くが、リターンが大きい海外に流れ込んでいます。日本と米国をリターンで比べれば、米国が「正解」となります

もし国内に投資をすれば、国内で仕事が生まれ日本国が豊かになるという視点や、長期的に自分たちの子や孫が豊かに日本で生きられるか?という視点がバランスよく説明されているサイト等は、まだ見たことがありません。

お金をアメリカで運用して資本家になり、そのあとで日本に恩返ししようという考えもあるかもしれません。日本を捨てて海外で暮らせばよいと考えているのかもしれません。そもそも何も考えず、誘導されるままに選択しているだけかもしれません

流入量はアメリカに毎月5000億(年間7兆円)国内は5分の1

このデータは良くまとまっていて現状が良く分かります。

海外が2%で二次曲線で値上がりしていく一方、日本はインフレの効果がないので、日本の企業を応援したいという人だけが国内を買う形ということかもしれません。

もし、インデックス投信と同じ比率だと仮定すれば、60兆円以上は海外に流れて、海外を豊かにするために使われているという事になります。

20年で400兆円通貨発行している(海外に比して少ない)

M2の通貨発行は、日本では2000~2020年で、直線近似すると年間20兆円程度でした。

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国債発行は毎年30~40兆円

国債を発行して銀行が買い、銀行から日銀が買い取る。代わりに当座預金が銀行に振り込まれるが、銀行は国内に借り手がおらず、困る。なので、短期のインターバンクで海外にお金を貸す。それがアメリカや中国を富ませているとの話もありました。

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日銀預け金というところがどんどん増えているのは、銀行が貸し出しを行わないからでしょうか。

国内でお金を回したいが海外に流れている

日銀はマイナス金利で「貸し出ししないならお金を取る」としているのに、銀行は自己資本比率が下がるのが怖いのか貸し出しを行わない。ということなのでしょうか。

米国に投資するのは国内投資の意味を信じられないから?

投信は老後など将来のお金を増やすためが第一で、できれば日本国が豊かになってほしい程度の動機なので、自分が安定していないのに周りのことまで気が回らない、意味を見出せないという事かもしれないですね。

銀行が金利0%で貸し出せば、国内にお金が増えて経済がまわる可能性が高まるのに、なにをしているのだろうとも感じます。

まだまだ勉強不足で疑問ばかりです。みなさまは、日本のお金が国内で回らない理由をどうお感じでしょうか。一緒に考えていただけると幸いです。


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