【きれはし92】コント 恋愛ゲーム
ナレーション(俺の名は(プレイヤー名)。春から高校生になる15歳だ。今日は入学式。新しい生活のスタートにふさわしい幸先の良いスタートを切りたい!、、、と思っていたのに、、、)
主人公「くそ!今日に限って寝坊かよ!やべっ、もっと走らないと間に合わねー!」
?「あ、あぶなーい!」
(ドシーン!)
主人公「ってー、悪ぃ、怪我はなかったかって、楓!?」
楓「いったぁー。あれ?(プレイヤー名)じゃん!」
ナレーション(こいつは、佐倉楓(さくらかえで)。幼馴染の楓。幼稚園からの付き合いだ)
楓「入学初日から遅刻とは相変わらずドジだねー」
主人公「それはお前もじゃねえか!って、今はそんなこと言ってる場合じゃないぞ!ほら、」
楓「あ、ありがと…」
主人公「急ぐぞ!」
楓「うん!」
ーーー
主人公「あー、朝から散々な目にあったぜー」
楓「(プレイヤー名)!」
主人公「おお、楓。クラス一緒だったのか」
楓「そうみたい。へへ、これで小中合わせて10回連続だね!」
主人公「ほんと、俺たちずっと一緒にいるよな。てか、朝っぱらから全力疾走したせいか何だか眠いぜ、ふゎーぁ」
?「ちょっと、そこのアンタ」
主人公「え?俺?」
?「アンタに決まってるでしょ?朝っぱらからそんなにだらけられてると目障りなんだけど!」
主人公「はあ?何でそんなこと言われなきゃいけねーんだよ!」
?「あーあ、こんなだらしないやつと同じクラスになるなんて最悪」
主人公「何だと?かわいい顔して言ってくれるじゃねえか!お前、、、」
?「は、はぁ!?か、かわ、何それ!?…もういいわ!!」
主人公「お、おい!話はまだ終わってねーぞ!」
?「まあまあその辺にしときなよ。旦那」
主人公「え?」
?「あの子は第二中の古式れん(こしきれん)。中学時代は剣道部のキャプテンで成績も常に学年一桁の優等生。通称ツンデレのれんだよ」
主人公「ツンデレのれん?何だそれ」
?「ありゃ、さっきのやりとりでまだ気づかないかー。旦那、相当な主人公気質だね」
主人公「?よく分かんねーけど。てか、詳しいな」
匠「あ、自己紹介がまだだったね。僕の名前は早乙女匠(さおとめたくみ)。この辺では情報屋の匠で通ってる」
主人公「匠か。俺は(プレイヤー名)だ。よろしく」
匠「うん。旦那といれば良い思いができそうだから、末永くよろしくね!女の子のことなら何でも聞いてよ!」
主人公「は、はあ。とりあえずよろしくな」
匠「ちなみにあっちに座ってるスキンヘッドの奴が僕の友達の鉄雄で、、、」
主人公「うんうん、、、」
ナレーション(こうして、幼馴染の楓、ツンデレのれん、情報屋の匠、念仏の鉄、仕込み針のお竜、非常勤殺しの仇吉と同じ1年B組で、私立必殺仕事人学園での俺の高校生活が始まった)
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プレイヤー「え、何これ?普通の恋愛ゲームじゃないの?」
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プレイヤー「うわ、レーティングZで暴力と犯罪のマークついてんじゃん、、、」
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