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タイマン負け無しの女侍が死に場所を求めた結果、異世界に行ってしまうマンガ『異世界サムライ』

どーも、どこまでもです。

今回は、おすすめの異世界マンガをご紹介します。

それがこちら。

もう表紙から好き。

2023/6/22発売、齋藤勁吾「異世界サムライ」1巻です。

作品概要

主人公・月鍔ギンコ(つきつば ぎんこ)は女を捨て、侍として生き、戦にて武士として死ぬことを強く望む剣の天才
そして、討死前提で関ヶ原の戦いに先鋒隊、要するに捨て駒として参加したのだが、ギンコの望まない形で生き残ってしまう。

それから1年、武者修行人と戦うことはあれど全戦全勝で死ぬことが出来ずにいたギンコは、仏様にさらなる敵を求める。
その願いは叶えられ、次に意識の戻った時にギンコがいたのは、おとぎ噺の存在と父に教えられていたが人を襲う異世界であった。

圧倒的画力に惹き込まれる

齋藤勁吾先生は、ジャンププラスで連載されていた「傷だらけのピアノソナタ」でも画力の高さが評価されていた漫画家で、本作においてもその画力は健在。

設定こそ今までにもあるような作品とあまり変わりませんが、背景の書き込み、戦闘描写、構図……どれをとってもハイレベルで、思わず見入ってしまう、画力で殴ってくるタイプの作品となります。

また、キャラの表情も多彩で、ここもオススメポイントです。

テンポの良さよ。

本作では、主人公の強さを最初からハイパーインフレ状態にすることにより、異世界もの(なろう系)特有の、1回の戦闘に時間がかかりだれるということがなく、これがテンポの良さに繋がっています。

まぁ、物語の本筋は、ギンコの死ぬ場所探しで、それがギンコにとってどれだけ困難なのか(いかに強いか)を示すためのこの設定だと思われます。

モンスターデザインも割と凝ってるのに1〜4ページでバッサバッサ斬り捨てられるの、もはや強い通り越してギャグマンガレベルです。半分ギャグマンガみたいなところもありますけど。

まとめ

絵が良く、テンポも良く、ギャグもバトルも面白い、最近の異世界ものの中でも特にオススメの1作ですので、気になる方はぜひ読んでみてください。
こちらで2話まで無料で読めます。

また、こちらの作品は、先日投票期間が始まりました「次にくるマンガ大賞2023」のノミネート作品にも選ばれております。他のノミネート作品も面白い作品ばかりなので、気になる方はこちらからチェックしてみてください。


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