イギリス経験論と大陸合理論     パート1 「知は力なり」

 どうも、Dokokenです。今回は、高校の倫理の授業で習ったイギリス経験論と大陸合理論についてまとめました。これは、私自身の復習のために行っておりますが、何かの機会で皆様のお役に立てればうれしく思います。

○自然の見方

・中世…全ては神が決めたこと!=目的論的自然観

・近世…すべて一定の法則のもと動く一種の機械=機械論的自然観

 この一定の法則は、「観察・実験」によって研究

       ~実験・観察による研究の成果~

  ・コペルニクス地動説を提唱

  ・ケプラーが惑星の運動法則を発見

  ・ガリレイは、物体の落下の法則など物理学の基礎を確立 

学者たちは、これらの一定の法則を見つけるための研究を、はじめは神がこのような法則をつくった意図を知るために行っていた。しかし、時間が立つに連れ、人間のためにうまく利用するために行うようになっていった。

ベーコン…経験(観察や実験)によって知識を得る学問である、帰納法を唱えた。イギリス経験論の祖。

 「知は力なり」と言う。この言葉は、知識を得るためには、自然をありのままに観察することが重要であるという意味が込められている。

 また、「人間のうちにある4つの偏見や先入観を取り除く必要がある」と言う。ベーコンは偏見や先入観のことをイドラと呼んだ。

・第一のイドラ…「種族のイドラ」=人間という種族に共通する偏見

・第二のイドラ…「洞窟のイドラ」=個人の性格や環境から生じる偏見

・第三のイドラ…「市場のイドラ」=言葉が曖昧に使われることで生じる偏見

・第四のイドラ…「劇場のイドラ」=誤った学説や理論を信じてしまうことで生じる偏見


最後までご覧いただきありがとうございました!

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