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【「探究」ってオンラインでどうやるの?】

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学習指導要領の改訂により、高等学校の「総合的な学習の時間」が2022年度から「総合的な探究の時間」に変わります。
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”積め込み型の知識偏重教育”への懐疑的な視線とともに、
教育界には「探究」型授業の実践例や教材が溢れ始めました。
「これが正しい探究です」「こうすれば探究ができます」と言わんばかりに。

そうしてさまざまな「学校」で授業や取り組みが開始されていきましたが、
今、このWithコロナの環境下ではどうなのでしょう?

学びの環境を保障するなら、まずは5科から。
われわれは自然にそう考えがちですし、
保護者のニーズも、生徒たちのニーズ(不安?)もそこに集中します。

「優先すべき学び」って、だれが決めればいいんでしょう...
基礎学力の"基礎"って......どこに向かう基礎なのでしょう...。

私たちどこがく管理職が尊敬する教育者のひとりに矢萩邦彦氏がいます。
教育、ジャーナリズム、アート...実に多様な顔を持つ矢萩氏はこんな風に言います。
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教育現場がコロナ前にそっくりそのまま戻る日は来ないし、戻る必要もない
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そう言い切る矢萩氏の視線の先にはオンラインでも...
いや、むしろオンラインだとしたらこんなやり方が面白い!という、"代替案"ではない「探究の授業」が見えているようです。

オフラインとオンラインは対立しているものなわけではない。それぞれのできること・できないことをしっかり見極め、
目的に合わせてベストミックスを探せばいい。
矢萩氏はよくそんな表現をします。

「ほら、こうすればオンラインでできちゃうでしょ!」
というニュアンスでこのコロナ期の教育を語る人も実は少なくありません。
事実、置き換えられてしまうものも少なくないのです。

しかし、それはツールが優秀というより、
これまでの「学校」が「場」の持つ特異性を活かせていなかっただけなのです。
まずは、これを自覚すること...矢萩氏は優しくも力強くそう語ります。

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5/30(土)の夜
22:00~23:00
「オンラインで探究ってどうやるの?」
スペシャルゲスト:矢萩邦彦
どこがく教育コーディネーター:勝田浩次
どこがく管理職:小林勇輔|新井啓太|山田美奈都

お申し込みは こちら
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