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USCPA問題集は追加で必要か?
先日のスコリリ以来、USCPA予備校の問題集以外にも問題集を追加した方がいい?という相談が増えた。
私の考えとしては、基本的には問題集は追加する必要はない。
ただ、新試験になってから、各USCPAの学校の対応がまだ十分ではないと感じているので、追加するのもアリと思っている。
追加問題集については、特にアビタス受講生の中でもTCP受験生から、2023年末くらいより切実な相談が来ていた。
アビタスのTCP対策が間に合っていない!
お手頃だったWileyのTest Bankが使えなくなってしまった!
お金がないからBeckerは高すぎて払えない!
それでお得に使えるようにしたのがGleimなわけで。
Gleimは50%割引の交渉を受け入れてくれてありがたい(Beckerは割引を出してくれなかった)。
Gleimから何かもらっているわけではない(お金をもらっているのだろうと書かれると非常に悲しい)。
あまり良くないという評価が増えたら紹介はすぐにやめるつもり。
新試験になってTCP受験生に使ってもらおうとGleimの紹介を始めただけ。
アビタス受講生はアビタスの問題集だけで大丈夫だと、いまだに思っているし、基本的にはそう言っている。
注意:ただし「ISCはアビタスだけだと確実に合格できない」とISCを受験した方からフィードバックをもらった。
Beckerをやれば合格できる、Gleimをやれば120%合格できると思うとのこと(BeckerよりGleimの方が細かいから、しっかりやればGleimの方が合格確率が高いだろうという意味らしい)。
ISC受験生だけはBeckerかGleimを追加してもらいたい
USCPA問題集については、こちらの記事を参考にしてください。
さて、問題集を追加しなくていいと思うとは言っているけど、実際は受験生自身の性格による面もあると思っている。
性格のタイプは「保全型」「拡散型」の2つあり、「拡散型」の人は問題集を追加した方がいいのではないかとは思う。
自分に合った勉強方法は、人によって違いますが、大きくは「保全型」と「拡散型」の2つに分かれると思います。
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) July 14, 2021
自分がどちらのタイプか考え、同じタイプの合格者の勉強方法を参考にすると、合格までスムーズかと思います😊 pic.twitter.com/EQpRHqoQ5M
私は追加で問題集は必要ないと思ってしまう。
それは自分が「保全型」だからなのだろう。
「拡散型」の人は、他の問題集をやった方が勉強がはかどるかもしれない。
なので、相談していただいた場合は、その人のポストを見たりしてどちらのタイプか判断している。
とはいえ、色々な問題集に手を出せばいいというわけではない。
1つの問題集を極めようとする必要はある。
「USCPAの問題集を有効活用できない人の特徴6つ」というツイートもしておいた。
この6つは大事だと思っている。
USCPAの問題集を有効活用できない人の特徴6つ
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) June 4, 2024
❶問題集を解く計画を立てない
❷1周目に時間をかけすぎる
❸結果(〇✖△)を残さない
❹問題集を復習する計画を立てない
❺インプットに時間をかけすぎる
❻問題集を極めようとする気持ちが弱い#USCPA
補足ツイートもしておいた。
問題集を解く計画を立てない:問題集は1周を完了する日を先に決めてしまう。 それから逆算し1日に解くページ数を決める。
1周目に時間をかけすぎる:多少雑でもいいので最速で1周目を終わらせる。 ゆっくり解いていくと最初に解いた問題を忘れてしまう。
結果(〇✖△)を記録していない;何が合っていて(〇)、何が間違っていて(✖)、何が自信がなかった(△)か記録を残す。 間違っていたり自信がなかった問題をつぶす。
問題集を復習する計画を立てない:忘れることは前提で復習のタイミングを設ける。 その日のうちに復習することにし、復習時間は固定化しておくといい。
インプットに時間をかけすぎる:完璧にしようとインプットに時間をかけると、問題集をやる時間がなくなってしまう。 一度に無理に理解したり覚えたりしようとしない。
問題集を極めようという気持ちが弱い:1冊の問題集を極めようという気持ちがないと、ダメなら他の問題集もやればいいと考えてしまう。 教材コレクターになって、全ての問題集が中途半端になる。
アビタスだけではダメ。
Beckerも取り入れた。
さらにGleimも取り入れた。
それでも不合格だったという人が実はいる。
聞いてみると、雑に多くの問題を解いているだけ。
それでは問題集を増やしても意味はないのでは?と思ってしまう。
USCPAは75点以上で合格なので、色々な問題集をやって網羅性を高める必要はない。
重箱の隅をつつくようなことはしなくていい。
基本的な問題だけは完璧にすればよい。
ブログや著書にも書いているけれど、パレートの法則のように、基本的な問題だけできれば8割はカバーできると思っている(つまり、75点は超える)。
USCPAは簡単な問題を確実に正解するのが合格のコツ。
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) June 29, 2023
簡単な問題は正解しても大きなプラスにならないが、不正解だと大きなマイナスに。
不正解は必ず避けるべき!
難しい問題は正解すると大きなプラスになるが、対策に時間がかかるから狙わない!
簡単な問題で不正解にならなければ、効率よく合格😊 pic.twitter.com/jgM0hKOcdp
たくさん勉強したのに不合格になる場合。
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) June 29, 2023
簡単な問題を確実にするより、難しい問題もできるようになろうとしている場合が多いです。
「パレートの法則」と同じで、2割の簡単な問題を確実にすれば8割得点可能。
短期間で確実に合格したい場合、簡単な問題を確実にしましょう😊
基本的な問題だけは完璧にするというだけであれば。
アビタス受講生はアビタスのテキストを読んで、問題集をやっておくだけで大丈夫。
AUDに関しては、問題集を追加した方がいいという声が優勢な気がするけれど、私はテキストを読んだ方がいいと思う派。
これに関しても、色々な考えがあるから賛否両論あっていい。
ATSUさんのテキストがちょうど、私が読み込んだAUDのテキストと似ているので例として使わせていただいた(私のAUDのテキストはUSCPA受験生に貸してあげて戻ってこなくて行方不明)。
テキストを読むと言っても、このくらい真剣に読み込まないとだめですよ。
USCPAのAUDに関してはテキストを読み込みました。
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) June 5, 2024
AUDの学習中はテキストを肌身離さず持ち歩き、ちょこちょこ読みました。
大事な部分が目立つようマークを付け、全範囲の大事な部分を毎日確認。
これはATSUさんのテキストですしAUDではないですが、このくらいクタクタになるまで読みました。#USCPA https://t.co/mn7ChUQaFH
AUDについては、アビタスのMC問題は100%になるまで全問解いて、他の人に解説できるくらいまで腹落ちさせていた。
アビタスのMC問題をしっかり理解するだけでも時間がかかったので、他の問題集などやる時間はなかった。
アビタスだけで、3ヶ月かからない期間で、1発で89点合格しているので大丈夫だと思うけど。
ちょうど繁忙期で勉強時間が少なすぎたので、思ったより高得点で反対に驚いた。
既にできる問題を色々な問題集でやっても意味はないと思っていて。
自分の弱点に向き合うのが大切というツイートもしておいた。
苦手に向き合いましょう。
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) June 4, 2024
とはいえ自分を無理に追い詰めなくて大丈夫です。
苦手ということはわかっていないということ。
なぜわからないのか、何に躓いているのか自分に向き合う。
躓いている原因を一つひとつ取り除いていけばいい。
苦手にこそ伸びしろ、挽回のチャンスがありますね☺️#USCPA https://t.co/AUaj7XDotd
USCPAに関わり始めてそろそろ20年、USCPAのブログを書き始めて4年。
こんなことを繰り返し言いすぎている気がする。
でも、繰り返し言いたくなるということは大事なことなのだと思う。
大事なことは昔から変わらない。
いつもながらとりとめもなく書いたけど、少しでも参考になれば。
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