USCPAはBIG4でバカにされる?
USCPAはBIG4監査法人で監査をする際、バカにされるのか?
これはよく聞かれる質問のひとつ。
こんな質問が出てくるのは、XなどでUSCPAをあからさまにバカにする人がいるからでしょうね。
実際は、BIG4であからさまにUSCPAをバカにする人はいません。
もちろん、仕事ができなかったら裏で色々と言われます。
ですが、それはUSCPAだからではなく、仕事ができないからです。
仕事ができない日本の公認会計士も色々と言われます。
日本の公認会計士に対しての期待。
USCPAに対しての期待。
その期待に応えられなければバカにされるというだけです。
USCPAが期待に応えられないと「USCPAだから仕方がないなあ」と言われます。
日本の公認会計士が期待に応えられないと「公認会計士なのにこんなのもできないの」と言われます。
色々と言われるのは、むしろ日本の公認会計士の方が多かったです。
なので、なぜSNSでUSCPAがバカにされるのかよくわからないというのが正直なところ。
バカにしている人は、BIG4の内情を知らないか、必要以上にUSCPAをバカにしたいだけなのでしょうね。
ただし、USCPAに限らないけれど、BIG4では「これだけは誰にも負けない」というもの(会計分野や英語力など)は持っていた方がいいです。
自分のポジションを守るために。
BIG4は個人事業主のようなもの。
アサインしてもらえなかったら、いつも事務所にいて窓際族になってしまいます。
バカにされるのもつらいですが、無視され続けるのもつらい。
私も、BIG4に入ってからアサイン担当のマネージャーに「○○に興味があります!あの○○のクライアントにアサインされたいです!」とアピールして、アサイン調整していました。
そして、「○○といったらどこさん」という地位を確保しました。
日本の公認会計士であっても、全ての会計分野に詳しいわけではないですよね。
なので「これだけは誰にも負けない」というものを1つでも持っていれば、USCPAでも十分にバリューが出せ、存在価値があるということになるわけです。
BIG4では、全部完璧に頑張ろうとすると倒れる。
無理しないこと、欲張らないこと。
無理したら不整脈になっていまだに治らないので(一緒に働いていたメンバーも不整脈になった)、無理だけはしないことを強くおすすめします。
監査法人については色々な記事で書いているのですが、1つだけ紹介。
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