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臨月妊婦、母になる【出産レポ】

39週と5日。
予定日より早くでしたが無事に第一子を出産しました。

幸せなお産でした!

自分のがんばりと赤ちゃんのがんばりをこれからしんどいと思う時に振り返ることができるように記録しておくことにしました。

ひとつひとつの命の誕生に物語があると思うと、生きてる人すべてが尊い存在だし、生まれるべくして生まれてきたんやなと思いますね。

生後1日目のあんよ

38w4d健診:フェーズ1

38週の健診。
エコーでは、動脈で血の流れ具合を見てもらい、とっとも元気。
内診では、なんと「子宮口がちょっと開いてる」「いつ生まれてもおかしくない」とのこと。

そういわれるとなんだかそわそわ。
帰って入院用のバッグの最終チェックをした。




39w4d健診:フェーズ2

お昼に出血が何回か午前中あった。
おしるしだと知り、さらにそわそわ。

健診の際、おしるしがあったことを伝えつつ、エコーと内診。

赤ちゃんは元気。
そして、かなり降りてきている!
そしてそして、子宮口も指2本分ほど開いているとのこと。

この道40年の主治医の先生いわく、
「今夜来る!」
「4日来なかったら文句言いにきていいよ」

ここまで断言されるとテンションぶち上がり!!!

最後の夫婦2人だけの晩餐に寿司を食べに行ったり、お腹の写真を撮ったりした。

夫婦2人だけの生活も今日で終わりかぁ
と夫としみじみ、わくわくしながらいつも通り寝る。

19:30 ミミズのような血の塊(粘液栓というらしい)がにょろっと出る。

夜中、何度か腰とお腹の鈍痛で体が暑くなり目が覚める。

だけどその夜は特に何も起こらず。


39w5d 前駆陣痛:フェーズ3

断言された夜は超えたが、ここからお産までの流れが早かった。
瞬きせずにご確認を。

11:00 起床 何度か子宮の収縮感じる

11:30 生理みたいな血が出てる
   お昼ごはんはもりもり食べた

13:00ごろから陣痛??のような下腹部の痛み
   深呼吸をしながら痛みを感じる
   我慢できるくらいなので寝転んで過ごす

14:00 7分〜10分間隔くらいにちょっと強めの下痢痛生理痛のような痛み
不規則すぎるしそこまで痛いわけじゃなかったので病院にはまだ連絡せずやりすごす

17:00 シャワー🚿ですっきり。今夜来るかもと思ったので腹を括る。

夕ごはんも一応食べたけど、胃が気持ち悪くてあまり食べれなかった。

破水 :フェーズ4

19:00 8,9分間隔で強めなのがきたので病院に電話(これがたぶんほんとの陣痛)
▶︎初産なので5分間隔まで待ちましょうとのこと。
お風呂に入ると進みやすいですよとアドバイスをもらったので、お風呂に浸かる。

いよいよ来るのかな〜
早く会いたいな〜と
わくわくが止まらない!

5分くらい浸かってのんびり♨️
そろそろ出ようと立ち上がった途端、
・お腹の激痛
破水
・今日食べたものをぜんぶ嘔吐

20:00 病院へ出発

夫も大慌てでサポートしてくれた。
車の中で、「いよいよやね〜」と話しながら10分で病院到着。


入院・スピード出産 :フェーズ5

部屋に入った途端、気持ち悪くてまた嘔吐。
着替え、書類の提出を這いつくばりながら済ます。
痛いというより気持ち悪さが勝ってる。

20:30ごろ 子宮口5.6cm
  「今日中には産まれそうだね」と助産師さん

21:34 全開大 牛さんポーズ🐮で耐える
夫が腰をさすってくれるのが落ち着いた

22:10 お産準備
▶︎この間は夫は外へ。結構孤独で苦しかった。お腹は痛まないけど尾てい骨が重すぎて体勢が整わない。仰向けになんとかなると、赤ちゃんが降りてきてるのを感じる。
足がずっと痙攣してた。

「いきみたい感覚ある?」
と聞かれるけど、
「特にないです。降りてきてる感覚はあります」
と答えると驚かれる。
普通はこの段階で結構我慢できない人が多いみたい。

とりあえず何度かいきんでみることに。
いきみながら、これがいきむってことか〜と実家。

22:40ごろ会陰切開
ジョキっと切られるのが分かる。麻酔の注射がちょっと痛かった。

おしゃべりする余裕もある

22:53 ぽっこーんと産まれる
産声もすぐ聞こえて、出てきたての赤ちゃんの足や手を触った感覚は鮮明に覚えてる。
夫は号泣😭

陣痛から約4時間の出来事でした⭐️

長い頭が頑張った証

スタッフたちの「上手ね」「その調子」の褒め言葉に嬉しくなり、落ち着いて呼吸に集中し、力を入れることができました。

正直、本当に自分のお腹から出てきたとは思えないほど人ごとな感覚もあり、感動<冷静でした。

あっという間に生まれすぎて周りもびっくりするほど。
健康に産んでくれた母に感謝の思いも込み上げてきました。

私にとっての今回のお産は、本当に痛みをあまり感じず、赤ちゃんの声を感じながら汗かいて登頂した感覚


これからはお腹の中で一体となっていた体がそれぞれの体になり、目の前で我が子を愛することができます。

よくある言葉になってしまいますが、
たくさんの愛情を注ぎ、家族3人笑顔の絶えない明るい家族にしていきたいなと思います。


以上、妊婦から母になった物語でした。

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