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太郎の時々日記 「絵になるものを探してin鎌倉」 撮影前日、伊勢原にて

おはようございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?僕は最近マインドフルネスと言う事にハマっています。日常の中で何か一つの事に集中して雑念がない状態を言うらしいです。最近の僕のマインドフルネスは夜ご飯に干し魚を焼いて食べる事です。身をほぐして「この部分は食べれるのかな」とか「これは固い骨だから出そう」とか、「魚の目はどんな味かな」とか食べていると時間を忘れて没頭してしまいます。栄養もあるし素晴らしいマインドフルネスですよね。そういえばドキドキシティーボーイズのアルバムにも「カンダーマインドフルネス」と言うアルバムがあります。ぜひ聞いてみてください。

https://dokicity.wixsite.com/dokidoki/music

さて今日は先日少しだけ説明したカマクリフォルニアの撮影の時の話をしたいと思います。

先週の続きでまず「カマクリフォルニア」の簡単な説明ですが、この名前は撮影の後で付けた名前で本当のこのプロジェクト名は「絵になるものを探してin鎌倉」です。それを編集でカリフォルニアの映像と混ぜたことからその様な名前になっていっていきました。「この絵になるものを探して」シリーズは二篇あり、菊地くんの出演した鎌倉篇。小林喜一郎くん(彼も絵描き)の出演する原宿篇があります。プロジェクト内容は読んで字の如く、絵になるものをその土地土地に探しに行くと言うもので、つまりは街をぶらつきながら絵になるモチーフをそれぞれの感性で探すものです。

あれは2019年の秋頃だったと思うのですが、菊地くんに出演をお願いし鎌倉に行きました。ただ僕もカメラマンとして撮影に慣れていなかったので一度慣らすため僕の地元・伊勢原に前日入りしてもらい少しばかり撮影の練習をおこなったりしました。

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菊地くんはお土産に饅頭かなんかを買ってきてくれたと思います。ほとんどの時間をダラダラと過ごしました。

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よくこんな姿勢で寝るなぁと一瞬思ってしまいますが、よく見ると空手の構えの様な姿勢にも僕は見えます。実は菊地くんは格闘家で幼少期から高校まで空手、大学では少林寺拳法をやっていました。僕も空手の型を披露する前の型の名前の叫び方などは教えてもらったことがあります。「クーシャンクー!」とか「スーパーリンペー!」などです。これは型の名前で、型を披露する前に独特の抑揚をつけて叫ぶらしいです。菊地くんと一緒にいると空手を昔やっていた人に時々会うのですが、その時は僕も話に入るために常にこの話題はいつでも出せるようにしています。

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起きましたね。戦う前の静かな眼差しをこちらに向けられているような、、修行を積むと武闘家の精神にも日常に対する型ができるのかもしれません。

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多分持ってきてくれたお土産の何かを片手に伊勢原の景色を眺めています。ちなみに僕の幼少期もほとんどこの姿勢でこの窓の外を眺めていました。実家はマンションなのですがそこから見える住宅街と遠くに見える高速道路、大山をはじめとした山々の連なり、そして何よりもその真上に広がる空はとても大きく、小さくふさがった気持ちを開放してくれる様に感じます。僕にとってはこの景色が心の故郷であり、マインドフルネスであり、幼少時の心の型なのです。

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家族の誰かがはったシールです。自然を感じれていいですよね。その隣には僕が小学生5年生の時に親戚に連れられていったハワイのマウイ島で買ったカメのシールが貼られています。

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撮影の練習も兼ねて外に散歩しに行きました。ちなみに菊地くんの着ているジャンパーは僕が親戚にもらって、僕よりも菊地くんの方が似合うと思ったのであげたもので、とても硬くて丈夫なものです。菊地くんは固いものが好きでTシャツやジーパン、カバンはとにかく固いものをと言う基準で選んでいるらしいです。やはり武道家ならではというか、道着を着ていた感覚がそうさせるのでしょうか。一度菊地くんが松本のイオンモールの中に入っていたグローバルワークと言うアパレルショップでTシャツを買ったことがあり見せてもらったのですが、(それはそれほど硬くなかったのですが)Tシャツ全体に施されているツブツブみたいな質感が本当に柔道着みたいであれには驚きました。ちなみに僕が着ているジャンパーは伊勢原駅前のアサヒショッピングセンターというところで買いました。

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さて、そんなことをしている内に日が暮れてしまいました。明日はついに鎌倉での撮影。今週はここまでです。

では皆さんごきげんよう。

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