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【英語絵本】子供が自ら「読んで!」とせがむようになるための読み聞かせポリシー

今回は、【我が家の英語絵本読み聞かせポリシー】を書きたいと思います。
ポリシーなんて言うと大げさかもしれませんが、日々こんなことを意識しながら英語絵本を使っていますよ、というお話です。

我が家の子供たちはいま1歳4ヶ月ですが、1歳を過ぎたあたりからはっきりと絵本好きだなというのが見てとれるようになり、日本語の絵本と英語の絵本を分け隔てなくどちらも楽しんでいるように見えます。

まず前半は必ず守るように意識しているルール、そして後半には上手な読み聞かせのコツをまとめたいと思います。


「断らない、混ぜない、恥ずかしがらない」の3ルール

1.読んでと持ってきた本を断らない

これは日本語の本についても同様に考えています。
1歳をすぎたあたりから、子供自身が絵本棚から本をとって私のところへ持ってきて、読んでくれと意思表示をするようになりました。
そういった時には、(何かに遅刻する等のタイミングを除いて)決して断らずに読んであげるようにしています。
例えその日もう何度も読んでいる本だとしても、だいぶ前の時期に買って少し赤ちゃん用かなと思う本でも、サンプルのようなものでも、とにかくすぐに読んであげる。
そうすると、自分の意志がママにきちんと伝わるのが嬉しいのか、どんどん本を持ってくるようになり、自動的に英語絵本の読み聞かせの回数が増えていきました。
英語絵本を新しく買ったときなどにありがちだと思うのですが、別の少し赤ちゃん向けな本を何度も持ってこられると「もうこれはたくさん読んだからいいんじゃない?」なんて言いそうになるんですよね。
そこをグッとこらえて気が済むまで読んであげることで、子供の欲求が満たされて、「ママとの絵本の時間って楽しい!」と思ってもらえる。そのうち然るべきタイミングで、読んでほしかった英語絵本にも興味が向くのではないかなと思います。

2.日本語を混ぜずに読みきる

絵本を読むときって、書いてある文章だけではなく「きれいだね」「お花が咲いてるね」など絵についてコメントしながら読むことが多いと思います。
英語絵本を読むときには、そういった読みながらの語りかけコメントも英語で話すようにしています。
具体的には、「flowerだね」「bearはどこかな?」などは避けて、「lt's a flower.」「Where is a bear?」と言う。
「あれー?」「あっ」など感嘆のワードはつい日本語で出がちで結構難しいです!
これを守る理由は、
子供に「この本を読むときは、ママはいつもの会話と違う言葉を喋るんだな」とはっきり理解してもらうため。
それから、英語と日本語では声の出し方や口の使い方が違うので、「flowerだね」「bearはどこかな?」などのいわゆるルー語を使うと、つい発音や読みの調子が日本語に引っ張られる感じがするので、極力避けています。

3.大きな声で!ジェスチャーをつけて!照れずに読む

当たり前のようで意外と意識しないとできないのが、恥ずかしがらずに大声で読むこと。
日本語の絵本を読む親子をイメージしてと言われたら、割とゆったり優しく語りかけながら読む姿を思い描くことが多い気がします。
一方で、英語絵本は、もちろんストーリーにも寄りますが、日本人ならなおさら大きな声で大げさなほど抑揚をつけて読むのがよいと個人的に思っています。
最大の理由は、英語がそもそも大きな声で抑揚をつけなければ伝わらない言語だということ。
英語教育の研究でよく言われるのが、「日本人の英語が伝わらない一番の理由は発音ではなく、声の小ささ」
なぜなら、声を出さなければ、英語特有の息づかいが再現できないのです。(片仮名のプッシュでは目の前のティッシュが吹き飛ばないが、pushといえば吹き飛ぶ、など言われています。)
英語絵本を読み聞かせる幼い時期から、子供には、英語はこんな調子で話すものなのだとインプットさせたいと思って意識しています。
それを差し置いても、大きな声でおもしろく時にジェスチャーをつけて読むと、子供はけらけら喜んで笑ってくれるものですね。

上手に読むコツはネイティブの声マネから

まずは親子で楽しめることが一番なので、上手く読もうと意識しすぎる必要はないと思うのですが、私が実践して上手になった(気がする)方法をシェアします。
有名どころの英語絵本であれば、ネイティブが読み聞かせをしたyoutubeチャンネルやDVDなどを簡単に見つけることができます。
それをパパママが聞いて、声色や抑揚の付け方、スピード感など、ネイティブになりきるつもりで真似して読んでみるという方法です。
読み聞かせの映像自体を子供に見せたり聞かせたりすることもできると思いますが、機械から出る音声より親の肉声が子供にとって最も学習効果は高い、という説を聞いたことがあるので、私はノンネイティブでもあくまで自分が読むことにしています。
例えば「THE VERY HUNGRY CATERPILLAR」は家にアニメーションのDVDがあったので、その声を意識しました。とても低い男性の声なのですが、不思議なことにこれを真似すると発音がよくなる気がするのです…。(実際、日本人が英語を話すときは1オクターブ音を下げろ、なんて言われますよね。)
そのほか、Youtubeではこちらの Bri Reads のチャンネルなども参考にしています。

こうしたルールやコツを意識しながらも、とにかく子供が楽しめる、そして親も楽しめることが一番重要。
英語英語…と気にするあまり、怖い顔をして必死に読んでいたら本末転倒、子供は英語を好きになれませんよね。
自分もワクワクするような絵の本を探したり、上手く読めたなと達成感を感じたり、私自身も英語絵本を楽しむのが最大のコツだなと日々実感しています。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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