「で、結局いくらくれるの?」

※この記事はあなたの会社が賞与を支給している場合のみお読みください。
まだまだボーナス支給のない建設業者も少なくない中、せっかく利益を社員に還元しようとボーナスを支給しているのでしたら、求職者にもしっかりアピールしましょう。

『ウチは年2回、2ヶ月分ってちゃんと書いてるよ!』という社長さん。
求職者は「で、結局いくらくれるの?」と思っていることをご存知でしたでしょうか。

この「年2回、2ヶ月分」を基本給1ヶ月分を年に2回支給してくれるのだな、と正しく理解できている求職者がどれほどいるのでしょうか。


年に2回、それぞれ2ヶ月分の諸手当込みの月給をくれるのか!スゲエ!!と大きな勘違いをしている人もいるでしょうし、わかってるわかってる、どうせ基本給がクソ安いんでしょ、とつぶやくへそ曲がりもいるのです。


たとえ金額的に少しのボーナスでも嬉しいものです。
ですから可能なかぎりはっきりと金額を書きましょう。
昨年は業績悪くて寸志だったし・・・という場合は直近3年くらいで最も多く支給した年をピックアップして書くのもちょっとズルいですがOKかもしれませんね。

その際にできれば給与とボーナスを合算した年収例も記載したほうがよいでしょう。「え、ウチは年収そんなに高くないからなー」と指先をツンツンしないでください。

何度も書いていますが、求職者に対してやるべきなのは、あなたの会社の正確な情報をわかりやすくお知らせすることです。


オープンに待遇を開示したうえで、その金額を高いか安いかを判断するのは求職者であり、社長さんではありません。


それに、隠すことなくボーナスの支給額や年収などすべてを開示した上で全く応募がないなら、次になにをするべきかも見えてきます。

たとえば、そのエリア圏のライバルとなる不人気業種(物流・介護・工場など)の給与相場からあなたの会社はもう少し条件を上積みすることを検討することもできるかもしれません。

ボーナスは(支給するなら)●ヶ月分、ではなく金額をはっきり書きましょうというお話でした。

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