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私立中学に進学することのメリット

公立中学ではなく私立中学に進学するメリットは何でしょうか。ほとんどの私立中学では、進学校としてカリキュラムを早めに進めて中学校の範囲を一年から二年間で済ませてしまうことがほとんどです。高校の学習範囲に入るタイミングが早い分それだけ大学入試にゆとりを持って取り組むことができます。また、補講や居残りを実施して学力向上を図るなどしてより勉強時間を確保しようという動きが見られます。

私の経験上、いわゆる高校受験派の保護者は大事な時期を勉強だけに捉われてしまうのは人生の中で勿体無い・勉強は自分主体でやるものだから公立でも全然構わないというお考えの方が多いように思います。私も一理あると思います。たしかに高校入試を経て有名大学に進学する生徒は少なからずいらっしゃいます。ただし、忘れてはいけないのはそういう成功例はあくまでも超優秀な生徒だということです。もともとできる子は、部活動があっても無くても公立でも私立でも関係なく好成績をおさめています。

スポーツと一緒で勉強できるかどうかはその子の才能だから、重課金して無理矢理勉強させる必要なんて無いと仰る方もいらっしゃいます。お気持ちはよく分かりますが、スポーツの世界と勉強の世界では「入賞する」人数枠が明らかに違います。金メダルを取れなくても努力すれば「入賞できる」可能性はおおいにあります。

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