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うっかりミスを防ごう

こんなに暑い日が続くと、ついぼんやりして、うっかりミスをしてしまうようです。今週の初めのこと、スーパーで買い物をしたあと車に乗ろうとしていました。
すると女性店員が「お客さま~!」と走って来るではありませんか。

なんとわたしは、袋に商品を詰めることに気を取られ、あるものを置きっぱなしにしてしまったのです。彼女はわたしの財布を持ってきてくれたのでした。紛失すると大ごとです。現金はともかくとして、保険証やらカードやらも入っています。

実はその前日にも、凡ミスを犯していました。地元のカフェで、一仕事終えて帰る支度をしていました。書類など不要な紙類はいつも、帰り際にポイとゴミ箱に捨てて帰ります。ところが…帰る道々、顧客に書いたハガキがないことに気づいたのです。いけねえ!ゴミと一緒に捨てたか…。どう考えてもそうとしか思えません。ゴミ箱の前は通行人も通ります。恥を忍んでゴミ箱を漁りました。そして見つけたのです、書いたばかりのハガキを。やれやれ。

ところで徒然草に木登り名人の話が出ています。その名人が人に指図して、高い木に登らせて梢を切らせている、といった情景です。名人は、男がするすると木に登り危険に思えるところでは声をかけなかった。が、木から降りるとき、それも軒の高さになってから初めて、「気をつけろよ!」と声をかけたのです。

「このくらいの高さだったら、楽に飛び降りることだってできる。どうしてそんなことを言うのか?」と人が問いました。「実はそこなんですよ。目がくらんで危ないとこでは、自らが恐れているので、わたしは何も申しません。あやまちは安全なところになって必ず起こるものなのです」(109段より、筆者意訳)

(オレ、ぼんやりしているかも!)と素直になって、われとわが身を振り返ることが大切なんでしょうね。車の事故だって、ほんの小さな不注意から大きな事故が起こるのですから。


◎英語de元気ing
It’s the little mistakes that lead to big mistakes.
So, watch them!
うっかりミスは、大きな事故につながるよ。
だから気をつけようね!

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