馬鹿げたことで苦しむな
徒然草の第三八段をポエム風にして、
わかりやすく表現してみました。
作者の吉田兼好は、約700年前の人です。
日本の古典というと、堅苦しいイメージがありますが、
作者にはフッと笑ってしまうようなユーモアのセンスもあります。
生きること、死ぬこと、そして生活の楽しさ面白さなど、
折に触れてご紹介しましょう。
名誉だとか利益のために落ち着きもなく
一生を苦しみ通すなんて馬鹿げたことだなあ
財産が多くなるとそれを守ろうとするだろう
その分、悩みも多くなるよ
よくよく考えてみれば、名誉を愛するというのは
つまりは人の評判を喜ぶわけだ
だけどね、キミをほめる人もけなす人も
いつまでもこの世にとどまっているわけではない
キミのことを伝え聞く人々だって
またさっさとこの世を去ってしまうんだよ
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