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文学音痴がゲーテ詩集を読んでみた/メタバース芸大の講義を通して

どうも、ドージマです。
はじめに申しておきますと文学は結構苦手です。
苦手なのは現代文のみならず、国語では五段階評価で2を取ったことがある筋金入りの文学音痴です。
小説なんてもってのほかで、そもそも小説が読めないです。進まない展開、ささやかすぎる心情、遠回りな表現、読めない意図にフルボッコにされていつの間にか細かい文字が沢山詰め込まれている本を避けるようになりました。読んでもよく分かんないし...。

じゃあ何故ゲーテ詩集を購入したのか?
それはメタバースのイベントがきっかけでした。

詩との出会い

clusterというメタバースを活動拠点にしている「メタバース芸大REST」というグループのイレギュラー講義イベント「ことば〜現代詩朗読会〜」がきっかけでした。

ちなみに僕はこのメタバース芸大(略してメタ芸)の運営兼生徒なのですが、宣伝とかではなく忖度なしに心を打たれたのでnoteに書いています。

このイベントは主催のスナさんが現代詩の朗読をしたり、参加者の皆様がオリジナルの詩や好きな詩を詠んだり、詩を通して心を通わせる事を目的とされたイベントでした。
この朗読会ではスナさんが現在問題視しているパレスチナのことにまつわる詩も取りあげられたのですが、その詩の朗読を聞いてデスクトップ前で号泣。精神状態がよろしくなかったのもあってか涙が止まらなくなりました。
詩というものはここまで人の心を通わせるのか
そう感じた僕は居ても立っても居られなくなりました。
僕も詩を書きたい!
何かと昔から表現する事が好きだったので新たなチャレンジをしようと思い立ったのです。

詩を読んでみた

しかしながら前述の通り僕は「筋金入りの文学音痴」です。詩そのものの書き方が分かりませんでした。詩なんて国語の教科書で書いてあったのをチラッと見た事があるだけでちゃんと読んだことなんか一度もありません。申し訳ないです本当に!!!
ソースをインプットしなければ始まらないのでGoogle検索。🔍おすすめの詩集
そこで気になったのがゲーテ詩集でした。
Amazon中古で激安だったのでポチり。
さて読もうと目を通すと...わからん!!!

いや、そうなんですよ。ゲーテの表現が難しいのです。なんで文学音痴なのに紹介文に惹かれて直感でポチってしまったのか、若干の後悔も感じつつ青年時代の詩を読んでみました。

ところが不思議なことに意味はよく分からないのになんだか好きなんですよね。
意味の分からない洋楽を聴いている...というのとは少し違うかもしれませんが。
フレーズや繊細な心が僕の胸を打ちました。
甘美で暖かく、時に激しく冷たく、青春時代の心の情動が細やかに描写されているなと感じました。細かいことはよく分からないけど、フィーリングで好きだと感じました。
中でも好きなフレーズが「夢と幸福」の最後のフレーズ「喜びはみなキスのようなもの。
ぐぅぅぅっときました。なんて美しいんだ!と心が躍りました。

まとめ

自分が詩を書くために読み始めたゲーテ詩集ですが、ほんの序盤しか読めていないので読み進めたら更にまとめようと思います。また別で気になる詩集もあるのでこれからも詩に関する記事を書いていくつもりです。
メタ芸でまさかの出会いをしてしまいました。
ビビッとくる出会いは沢山あるほど人生が華やかになると思っています。本当に感謝しています。

これからも表現者としてのヒントを沢山吸収できたらいいなと期待を膨らませる僕でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました、また次の記事で。

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