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土居豊の文芸批評

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土居豊の文芸批評 作家・土居豊が「文芸批評」として各種ジャンルの作品を批評します。 不定期に掲載。 マガジンとしてまとめる記事は、有料記事です。同じテーマの批評をまとめ読みがで…
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#神戸

土居豊の文芸批評 特別編《ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』と、マルチバース小説、そして自作のことなど》

土居豊の文芸批評 特別編 《ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』と、マルチバース小説、そして自作のことなど》 (1)ヘルマン・ヘッセの『荒野の狼』と自作の思い出 ヘルマン・ヘッセの小説を、今20代以上の人の多くは、一度は読んだはずだ。なぜなら、中学校の国語の教科書に、かつては定番教材としてヘッセ「少年の日の思い出」が載っていたからだ。 ※参考 教育出版 https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/textbook/chuu/kokugo/document

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土居豊の文芸批評 アニメ編新海誠・震災3部作を観る〜『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』

土居豊の文芸批評 アニメ編 新海誠・震災3部作を観る〜『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』 ⒈ 『君の名は。』は観客を選ばない大衆的な映画だ (1) 話題の映画『君の名は。』を観た。この日は家族で観たが、小学生女子のわが子も意外と楽しんで観ていた。周りの席は中高生が半分以上で、やたらうるさかった。このにぎやかな映画館の雰囲気は、昔よくあったアイドル映画と同じだ。とはいえ、映画『君の名は。』を多くの若い人々が映画館に観にきているのは、映画の将来にとっては良い。 で

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(続き)文芸批評1《村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作》その2

(続き)文芸批評その1《村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作》その2 ※ヘッダーは、明治神宮外苑の絵画館。村上春樹は小説デビューの前、この外苑近くの千駄ヶ谷でジャズバーを経営していた。 ※写真は全て、土居豊撮影のものです 土居豊の文芸批評その1 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作1 土居豊の文芸批評その3 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版中編「街と、その不確かな壁」を読んで、「街」のモデルを特定した! 土居豊の文芸批評その4

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土居豊の文芸批評その1 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作

村上春樹『街とその不確かな壁』評 ※ヘッダー写真「芦屋川河口付近から六甲山を望む」 ※写真は全て、土居豊撮影のものです (続き)村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作2 土居豊の文芸批評その2 村上春樹『街とその不確かな壁』の彼女の正体は? 土居豊の文芸批評その3 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版中編「街と、その不確かな壁」を読んで、「街」のモデルを特定した! 土居豊の文芸批評その4 村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1

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