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腱鞘炎とのお付き合い ①

3年ほど前から左手に違和感がありいくつかの病院を受診し、腱鞘炎と診断されてから手術するまでの記録です。
①は発症から手術前までのことです。

左手の違和感からいくつかの病院で診てもらう

3年ほど前左手の関節が痛いような、朝起きた時に手をぎゅっと結ぶのがしにくくなった感じがした。痛みは少しずつ強くなり、心配しぃの私は整形外科で診てもらった。
けど、リューマチでもなく痛み止めをもらい様子見。

それから1年半経ち、左手の人差し指を曲げた時 カクッとしか戻らなくなり「これはバネ指では???」とさらに心配になり、かかりつけ内科に相談。その場で大学病院を紹介してもらい、手専門の科のある大学病院へ行くことになった。

大学病院ではバネ指と腱鞘炎と診断され、ステロイド注射を打ち、様子を観ることになった。
初めて手の平に注射。それも親指と人さし指の2本。注射している間はじわじわと液が浸み込むのがわかり 痛さと怖さ発生。ちょっと涙が出た。
注射は3、4回くらいしか打てないらしく、その間で改善しなければ手術になるとのこと。手術をしたら2週間ほど患部を濡らしてはいけないらしく不自由そうだったので、なんとか注射できる期間で治ってほしいなと思っていた。

注射できる上限まで注射、手術に決める

その後、4、5ヶ月おきに人さし指に注射をし様子を観ていたが、回数を重ねるごとに注射の効きが悪くなり、しまいには左手でマグカップを持つと落とす、コンセントなどを挿そうとすると左手で押さえが効かない、レトルト食品のパウチを開けようとすると左手で押さえが効かないので開けられない、キャップや捻って出すものが使えない、重いものを持つのが怖くなるという不便と不安が広がってきた。

改めて大学病院に行き、手術を勧められた。人生初の手術。怖いと思ったけどこのまま不便な生活をするのも嫌なので手術することにした。

手術前検査から別な所見が見つかった

手術を決めた日、早速いくつかの検査をすることになった。どうやら手術するときは心臓周りも一緒に検査するらしく、胸部レントゲンを撮影。
結果はすぐに出たのだが、左胸に影があるのできちんと診てもらう必要があるとの診断だった。

胸の影を診るのに右往左往?

翌週別の病院の婦人科を受診する予定があったのでその話をしたところ、大学病院から紹介状を書いてもらうことになった。画像ももらい婦人科病院で診てもらおうと思っていた。

翌日婦人科の病院に電話したところ、なぜその大学病院で診てもらわないのか訝しげな反応がありつつも、いったん予約をとった。その際 婦人科ではなく乳腺科が担当になると知った。

別の日にかかりつけ内科に行った際この話をしたところ、同じ大学病院で診てもらった方が良いのではと その内科から大学病院に予約を入れてくれ、結局腱鞘炎と同じ大学病院の乳腺科で確認することになった。

胸の影は⚪️⚪️だった!

大学病院の乳腺科で診てもらったところ、熟練らしき先生が画像を見てすぐ、「これは乳頭ですね。ホラ、反対にもあるでしょ」と驚きの一言。
そして色々説明してくれたあと、「せっかくだからマンモグラフィしていく?」と言われすぐマンモグラフィの担当部署に繋いでくれた。10分後には検査してもらえて、その結果も問題なかったーーーーー!
乳腺科の先生はマンモグラフィー担当部署に電話する際、「あのね、かわいそうな子が来ててすぐに受けさせてあげたいのよね!」と言っていて、”子”扱いがじわりと響き、驚きと憤慨と安堵をうまく宥められた私。(もう半世紀生きてるけどね。)
「40代から乳癌も増えるので、自治体の検診とか定期的に受診してね!」と乳腺科を明るく送り出された。

今度は親指も痛くなった

手術の1週間前に、左手の親指の痛みが再燃。これは同時に手術が良いかと思い受診。MRIを撮ることになり その日のうちに別のMRI撮影専門病院で診てもらい画像を入手、また大学病院に戻り、結局親指も腱鞘炎と診断され、同じ日に手術することになった。

手術前のくらし

手術2週間前からサプリメントは摂らないよう言われた。
手術後2週間は患部を濡らせないのでそれに備えたグッズを準備することにした。
用意したもの
・ドライシャンプー
・メイク落としシート
・体拭きシート
・布フキンをやめペーパータオルに買い換え(布を絞れないから)
・ゴム手袋(病院内の売店をみたらニトリルグローブがあったのでこれかなと思い)

手術は1時間くらいで終わる、局所麻酔だよと言われ、なんとなく自分の中では「割と軽い手術だろう」「医師や看護師の会話も聞こえない、痛みを感じにくい全身麻酔がいいな」なんて思っていた。
この考えが間違っていたことに術後気づくことになる。。。
 

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