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無理と無茶の違い、働き方改革での油断はあなたを滅ぼす


『昔はめちゃくちゃ残業とか徹夜とか当たり前だったぜ!』
というおじさんの武勇伝を聞いた事がある令和の若手の皆さん。

おはようございます
こんにちは
こんばんは
ドイです。

会社員として社内での働き方に限定して、頑張り方について思うところを書いていきます。

ミドルの方々についてはあとがきにちょこっと書きます。
みなくてもいいです。ろくなこと書いていませんので。

※※※


働き方改革後に社会人になった皆さんにおじさんが言う昔の働き方は

『無茶』な働き方

です。

それを真似るのはもはやコンプラ的に『不正』です。

確かに昔は残業時間が三桁超えることはザラで、
しかも残業代が100%出ないなんてこともよくありましたけども。
いまはそんな時代じゃないし、効率化が図られた令和ではそこまで仕事がないのではないかと思います。
働き方としておかしい。

帰って勉強か副業やろう。

※※※


ヒトは一度体験したキツさや辛さは
再度喰らった時に耐えられるようになってるそうです。
なので、
実はおじさんたちは急に多少忙しくてもなんとなく平気です。

けど、普段がそこまで(おじさん的にいうと)忙しくない状態の皆さんが急に残業続きになったらどうでしょう。

しんどすぎませんか。

そういうときはシンドイと言いましょう。

オサーンたちは、
『昔で言えばこんなの忙しい内に入らない!』
だの、
『お、ひさびさに骨のある仕事が来たぜ』
だの、
言うかもしれません。

そんなものは
『(´・ω・`)知らんがなオブザイヤー2024』にノミネートしときましょう。

あなたの成長はさておき(後から話す)
あなたがこれから生きていく上で、
仕事をするのは『あなた』です。

時には無理をする必要があることもあります。
頑張りどきとか、書きいれどきとか言いますね。

無理って限界や『限度』があります。


無理って制限があるんです。
そして、無理が祟るのは自分自身のみです。
だからあなたが無理をするのは別にどうでもいい。
自分のコントロールの範疇です。

僕がいる会社では、"一旦の"残業限度が月当たり45時間になっています。
それを超えて残業しなければならない場合は上司による適切な判断と事前の手続きが必要です。
事後報告とか許されません。
あらかじめ手続きが必要なのです。
ホワイトですよね。

これは僕らが残業できる時間ではなく、
上司が部下に許可できる残業時間の限度という意味です。なので本来は僕らにどれくらい残業するか否かの決定権はありません。

土日休みで月間20日の勤務日があるとして、
45時間の残業をするとしたら、日当たり2時間ちょっとくらいですかね(ザックリ)

こう聞くと大した事がないように見えるかもしれませんが、普段がゼロや半分くらいであれば45時間であっても今月はなんだか疲れるなと思う人も出てくるでしょう。

あなたがどう感じているかが大事。

シンドイのだけど、限界"まで"頑張るのが『無理をする』とこの記事では定義したいと思います。

自分の意思でもなく流されて限界や限界を超えてはいけません。

それを『無茶』すると本記事では定義します。

許された範囲の中で、
無理をするのは仕事上問題はありません。
残業も正当に会社側からオーダーされたものでしょうから。

それを超えて
体力的、精神的な限界を超えること、
会社の労使ルールから外れること、(うちでいうと勝手に45時間以上残業しちゃうこと)は、
他人を巻き込む大惨事になります。

そんなものはもう無茶苦茶です。


悲しい"事件"だと思います。
若い医師が古い社会システムによって○されたような『事件』。

心身ともに限界を超えた結果、彼は命を絶ったのだと思います。
こんなのって職場上司による暴力です。

彼は何にも悪くない。

だから、無理や無茶を迫るおっさんの言うことなんか聞かなくていいと僕は思ってる。

※※※

その上で、
昭和生まれジャンプ全盛期育ち体育会系を生き抜いてきた僕からしても
今の若い人たちは

可哀想

に見える事があります。
成長する機会を得にくいように思うからです。

幸か不幸か、
僕ら古い世代はたくさんの仕事を詰め込み高回転でこなすことを強いられたので、
半ば強制的に『大量学習』をしていたのかもしれません。
それこそ『思考停止状態』でです。

現在はそこまでの仕事「量」を許されないことと、さらにはどんどん日本から仕事がなくなっていく状況もあって同じ事はできないと思います。

むしろ、先程のニュースにあった特殊で過酷な環境でない限りは。

経営者や個人事業主の方は例外というかこの話の蚊帳の外です。
会社と一蓮托生なのですから忙しくしてないとおかしい。

そして、多くの仲間がこの状況下の中で倒れていきました
気を病んだり、身体を壊したりしてきたのです。
それがあってのこの働き方改革なのだと思います。

あくまで時間にゆとりを持たせるための施策です。
身体的なキツさは昔よりは緩和されているように思います。
心理的は変わらない、むしろ身体がキツくない分
そちらに負荷がかかっている人が目立っているかもしれませんね。

そんな状況下においても、皆さん方お若い人も
僕らのようなミドルも成長を続けなければならない

これは「ずっと」です。

昔は待っていてもアホのようなキツめな仕事がたくさん舞い込んできました。
今ほど仕事も細分化されておらず、教えてももらえず
それでも生き抜くしかなかった。

今は違います
待っていても、与えられる仕事は「最低限」です。
お仕事や会社にもよると思いますが、相対的にはそうなのではないかなと感じます。
数社渡り歩いてみて、大きな会社も小さな会社も若い方は「大事に」扱われているように感じました。
そして怒られない、叱られない、我々よりも皆さんの声の方が「強い」世の中です。
皆さんの方が貴重だからです

なので、自分でなんでも掴みにいかなければならない。
自分で選んで優先度をつけて勉強しなければなりません。
まだ若い人は本業がままならない状態。
その状態でも、会社以外に目を向けていかなければならない。

もっと自己責任を楽しんでください。

僕らみたいに右に倣えだけが生き方ではありません。
ルールは守らなければなりませんが、
ルールも守ることをずるく利用してください。

悪いことをする必要はありません。

何が良くて悪いかを見極めるために勉強が必要です。

勉強は決して独学だけに頼らないでください。
遠回りになります。

家や会社の外にプロがいます。
プロに頼るのは時短です。
YouTubeもいいと思うし、Udemyも利用しましょう。


会社員として本業の辛さに人生を搾取されないでください。
自分の人生は自分で時間を消費しましょう。
消費して得た分があなたの価値です。


【あとがき】

ミドルの人たちの愛情が歪んでいるなと感じることがあります。

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