久しぶりの更新とお知らせ

お詫び

怒濤の入試漢字、密かに多くの方に読んでくださっているようで驚いています。と同時に、なかなか更新ができず申し訳なく思っています。コロナ禍で学習機会を喪失した高校生たちに、少しでも助けになればという気持ちで始めましたが、全問完成を見る前に本業の方が多忙を極めるようになってしまい更新が途絶してしまっていました。楽しみにしてくださっていた読者の方には心よりお詫び申し上げます。

お知らせ

この記事を読んでくださったある出版社の編集者の方から、怒濤の入試漢字をベースとした漢字と語句の問題集の執筆企画のご提案を受け、この春に漢字・語句の問題集を出版することになりました。もう原稿自体の執筆は終わっていて、校正作業の最終段階になっています。おそらく3月中の出版には間に合うのではないかと思います。

大学入試の過去問から漢字と語句のデータベースを構築した上で頻度分析を行い、「本当に大学入試で必要な漢字と語句」をあぶり出しました。これ一冊を仕上げれば、大学入試の現代文(のみならず、小論文)で必要となる漢字力と語彙力が身につくものと自負しています。

収録問題数ですが、漢字パートだけで約2,800題、語句パートだけで1200題ほどです。同僚の現代文講師にゲラを見てもらったところ、「漢字・語句問題集としては間違いなく推せる。この本をマスターしてもらったら文章読解力、解答表現力の向上にも直結する」というコメントをもらいました。

このnoteの「これから」

今後、このnoteでは、出版予定の漢字・語句問題集ユーザーのプラットフォームとなるような役割を持たせようと考えています。たとえば、単元ごとのポイント解説、ややマイナーあるいは出題頻度が低いという理由で採録を見送った語句のリストなどを提供させていただければ、と様々に思案しているところです。

共通テストから漢字や語句の出題が減った・なくなったけれど……

共通テスト2年目となった今年、現代文から漢字の出題が実質減少し、また語句知識を問う問題が消滅しました。この傾向は今後も続くと思われます。しかし、だからといって現代文学習における漢字・語句の習得の重要性が減じたわけではありません。文章を正確に読んだり、解答を自分なりに表現しようとしたりする際には、やはり漢字と語句を高度なレベルで運用する力は必要となります。漢字や語句の知識そのものを単体で問う設問が減少(消滅)した今だからこそ、漢字と語句の学習に正しく向き合う姿勢を持つことがきわめて重要となるでしょう。

高等学校および学習塾の先生方へ

本書を学校や学習塾でご採用していただけましたら、小テストのwordデータを無償提供させていただきます。採用のご連絡、小テストデータの送付方法や時期などについては、こちらのnoteで追ってお知らせします。

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