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企画が繋げてくれた キカクの夜市

2021年11月20日、最終講義を前にしてキカクの夜市は一旦終わり。

毎回課題を出し終えた瞬間に、さぁ次の夜市はどうしようかと考えながら動く、という自転車操業だったけれど、無事全4回開催することができました。

4回と聞くと少なく感じるけれど、夜市がきっかけで朝活やラジオ、図書係など色んなコンテンツが生まれていて。小さな繋がりがポツリポツリと波紋のように広がっていたような感覚がありました。

最終回当日はいつものようにワイワイ写真を撮って終わったので、ここに自分がやってきたことを記録として書き記しておこうと思います。


きっかけはスナック舞


これは以前も書いたけれど、全ての始まりは言葉の企画2020の舞さんが開かれたオンラインスナックにお邪魔したこと。そのきっかけを作ってくれたきゃわのさんにも感謝しかありません。そして実は言葉の企画の皆さんに恩返しがしたいという思いもあって「いいねの日」の企画にも参加していました。(今でも日記は続いているから来年はちゃんとした日記帳を買いたいな〜と思っています^^いいねの日は温かくてめちゃくちゃいい企画です。)

1週間で仲間集め&Discordの勉強

やるぞと決めてからもウジウジしていた私はしばぴーさんに背中を押してもらい、ようやく仲間集めをすることに。「いや、お前誰やねん!」というツッコミを覚悟して、ドキドキしながら全体のFacebookに投稿したことを今でも覚えています。

あのときしばぴーさんは「春花さんはどうしたいですか?」と聞いてくれました。その言葉で背筋が伸びたし、私がやりたい(やらなきゃ)と思えました。

その時の私の返信。2021で作りたかった。それは最後までずっと変わっていませんでした。

「やっぱり2021のメンバーで作りたい気持ちはあるので、勇気出してみます!!形にしたいです。まずはこちらでメンバーを集めて、何かしらのツールでグループを作るので、そこにサポート役として入っていただいても良いでしょうか?」

運営にも思った以上に人が集まってくれて、その時点でうれしくて仕方がなかったし、「なんだ皆、繋がりたかったんだ!」とホッとしました。


そして1週間で形にしなければならなかったので、0から話し合いをする時間はなく。チームの企画でやっていた「スナック」とDiscordの特性を掛け合わせて、色んな部屋を飲み歩きできるような「オンラインのスナック街」を作ることに。ベースを先に作り皆さんに意見をもらいながら改善をしていきました。


「キカクの夜市」という名前も私がつけたのですが自信が持てなくてしばらく名前を募集していました。でも少しずつ浸透してきて、会話やツイッターで「夜市」というワードが出るたびに心の中でいつもニヤニヤしていました。

自分が作ったものが広がっていくのってこんなにも嬉しいことなんですね。。ちなみに「キカク」をカタカナにしたのは、九龍さんが言われていた版面(ハンヅラ)からです。漢字が続くより、余白があったほうが風通しがいいなと。(もっと意味を込められたら良かったのですが笑)


そして迎えた第1回 キカクの夜市


どれだけの人が来てくれるのか不安で仕方がなかったし、本当に楽しんでもらえるのかドキドキしていました。また、オンライン交流会のハードルの高さもわかっていたから、皆さんの勇気を最小限にするためにどれだけハードルを下げられるかが課題でした。でも私の不安とは裏腹に20人ほどが集まってくれて、スナックのママたちも最強すぎて。第1回目から盛り上がり、ホッとしたことを覚えています。

第2回以降は、アンケートの回答を元に「スナック〇〇」として部屋を開いてみませんか?と一人一人に声をかけて、お客さんとしてではなく主催者として巻き込むことに。これをきっかけに「居場所」だと感じてもらいたい。1人ずつでいいから関わってくれる人を増やしていこう、私自身が入口になるぞという気持ちで動いていました。

もちろん毎回同じ人が迎えれば安心感を作れるというメリットもありました。でもじんぼさんや、ちゃんぽんさんから、「あまり決め込まずに自分たちで作っているという感覚を持ってもらったほうがいい」という的確すぎるアドバイスもあり、結果的に色んな人に声をかけて良かったと思っています。

そして初めましての方に声をかけることがほとんどだったので、毎回手紙を書くようにお願いの連絡をしていました。(これは秋元さんから教わったこと)もちろん仕事の都合や用事でNGのこともあったけれど、皆さんちょっぴり不安をのぞかせながらも「やりたい!」と言ってくれて。企画メシは主役になれる人の集まりなんだ。回を重ねるごとにそんな確信を持てるようになりました。(声かけを一緒にやってくれた、しょこさん、みっちゃんもありがとうございました。2人のおかげで心が折れずにすみました!涙)


後半はスナックとしてではなく例えば選書をする部屋を作りませんか?とか、スナックでもトークテーマを決めてみたり。できるだけ皆さんのキャラクターや特技を観察して、発揮できる部屋を作れないかなと考えていました。スナックに関しては正直かなり丸投げをしていましたが…皆さんしっかり考えて色を出してくれて。あぁ企画がつなげてくれているなぁ、と毎回感動していました。


+αのいろいろ


私は同じことを繰り返すのがあまり好きではなくて。準備も含めて自分自身が楽しむために毎回新しい何かを取り入れるように意識していました。

前述の通り、新しい人を巻き込むことももちろん、ビジュアルを作ってみたり自分の言葉で紹介文を投稿してみたり。「きてね!」というのは簡単だけどきっとそれだけでは届かないから。「なんだか楽しそう!」と思ってもらうためにどうすればいいんだろうと、ずっと考えていました。

ビジュアルに至っては、よりちゃんや福さんのお力を全面に借りて作っていただき。そのおかげで愛され度が一気にアップしました。ビジュアルの偉大さを実感し、デザイナーさんってやっぱりすごいと感動。お忙しいなか「力になりたい」と言ってくださって、本当にありがとうございました。

ちなみに福さんに作っていただいたビジュアルはステッカーにします!(福さんにも許可をいただきました)最終日に配り歩くのでお楽しみに。

▼よりちゃんが作ってくださったハロウィンバージョン

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▼福さんが作ってくださった全体のビジュアル

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企画が繋げてくれた キカクの夜市

こうしてみると私自身「お願い」しかしていないなぁと思いつつ。それでもいつの間にか「いや、お前誰やねん」というツッコミにはビビらなくなっていたし、信じられないくらいウジウジしていた最初の頃と比べれば、何か成長した部分があったのかなと思います(思いたいです)。

何よりも「キカクの夜市」を愛してくれた皆さん、本当にありがとうございます。「楽しかった」という声と名残惜しそうにしてくれるお顔が私の原動力でした。そしてたくさんの人に背中を押してもらい、お願いばかりしてきた自分にとって、夜市を開き繋がりを作ることで何か恩返しができれば、という気持ちでした。

心残りとしては、せっかく運営にたくさん集まってくれたのにうまく役割分担ができなかったこと。「人に頼れないリーダー」の改善策を秋元さんにせっかく質問できたのに、結局うまく頼れず…。でも運営陣の存在は私の支えでした。ありがとうございました。


これからの夜市はどうなるの??

と、よく聞かれます。一旦今の形を終わらせること以外特に決めていないのですが。毎回スナックをお願いするのもちょっぴり大変なので、毎月14日(夜市の逆)に「みんな集まれ〜」って音頭をとるとか?皆さん来てくれるならいくらでもやります。多分私はたった1人でも「やって欲しい」という声があれば動けるから。そしてDiscordは消さないので安心してください。いつでも集える場所、みんなの居場所でありたいから。私も決めかねているので、今後についてぜひコメントいただけると嬉しいです!


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