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人生生きてりゃ何とかなるわけないし、普通にハードモード

はじめまして。
2022年の3月に某私大を卒業した、いわゆる22卒です。

我々人間は、非常にソーシャルな生き物なので、社会で生きていく上で、「会社員」「学生」などの肩書がついて回るわけですが、私は今、ニートという看板を背負いながら生きています。
そうです。無職なんです。ベリーベリー無職です。バイトもしてません。

大学三年生の6月から普通に就活始めてずっと続けてましたが、なんやかんやで上手くいかず、既卒になりました。

私大に行くような人間は大体金を持ってるので、周りの上手くいかなかった子たちは大学院に行くなり、早めに見切りをつけて休学するなりしてたんですが、家庭の事情でとりあえず大学は卒業なさいとのことで。
10月で一旦就活を止めて、それまでほとんど手付かずだった卒論に集中し、既卒として就活をすることになりました。

そして私はこの時、「あ、これ、終わったわ」って思ったわけです。
恐らく一昔前よりはマシではあるのですが、日本の就職市場は、なぜか院生や休学歴のある人に対してより、既卒に対して異常に厳しいんですね。

「既卒」と検索欄に入れると、真っ先に「人生終了」って出てくるわけですよ。

そりゃあ就職留年なんて選択肢が出てくるはずです。

そんなハードな肩書を背負った状態で、就活を続けてたんですが、6月にですね、第一志望群の企業様から内定をいただくことが出来まして!!!!スタンディングオベーション!!!!!もう全私、いや、全世界がスタンディングオベーション!!!!!!
空飛ぶ小鳥も、地中のミミズも、プランクトンとかよくわからん微生物も大歓声のスタンディングオベーション!!!!!!

というわけで、長い長い二年間の就職活動を終えたんですが、私、既卒になってからの就活中に思ったんです。
既卒就活に関する情報があまりに少なすぎる、そしてあまりに不正確すぎると。

これは由々しき問題だと思ったので、自分の日記がてら、ここに記していこうと思います。

既卒は、ググれば「人生終了」と出てきますが、人生終了ではありません。
既卒になったと周りの人に言えば、「君なら大丈夫だよ」「のんびりやりな」「人生何とでもなるんだから」と蜂蜜ばりに甘々な言葉をかけてもらえますが、考えて行動しない限りは何とでもはなりません。ただそのまま堕ちていくだけです。

HP1の既卒には甘い言葉も必要です。
でも、甘い言葉に絆され、行動を変えなければ、「みんな大丈夫って言ったのに全然大丈夫になんないじゃん…」と、優しい言葉をかけてくれた人を呪うことになります。

今すぐ「既卒 終わった」とググるのを止めて、甘い蜂蜜のコーティングを拭い取って、しっかり考えて行動すること。

いつだって正しい方法で努力をすれば、自分の人生のハンドルは握れます。

私の経験は、私の物でしかないので、私がやった通りにやれば必ずしも上手くいくわけではありませんが、一つの成功例として、少しでも参考になればいいなと思っています。

ここに記すものが、既卒就活生たちが間違った道へ進まないようにするための、防波堤となりますように。


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