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2021年の創作活動と1年の心境を振り返って。

早いもので、もう年の瀬ですね。

今年を振り返ると、油絵に初挑戦したり、家庭菜園を本格的に始めてみたり、そして初めて原作から作画まで漫画を一人で描くことに挑戦してみたり、今までよりたくさんの何かを創っていた年でした。


油絵に関しては無料のwebギャラリー様に掲載させていただいたりと、ありがたい出会いもありました。

webギャラリーに置いた油絵

画家になったような気分の、いい思い出になりました。笑

久しぶりにコミティア(創作同人即売会)にも出展し、漫画本を初めてまともな冊数を購入していただいたり。

同日の出張編集部への持ち込みでは某雑誌の編集者さんに名刺をいただき、もう一度頑張れるチャンスをもらいました。

小さい漫画賞で景品をもらった作品の原稿

いままでは2人、コンビで漫画を描いていましたが(私は作画担当です)来年からは2人ともそれぞれの作品を創ろうと話し合いました。

今は急いで出版社への提出用のネームを描いています。

自作漫画のキャラクターイメージ絵(水彩)

ほんっっとに、今回ばかりは漫画を本格的に頑張らないと次はないと思ってます。

焦りは良くないですが私も歳が歳なので、この世界ではうかうかしていられない状況になってきました。

とはいえ、いかんせん精神的体調が崩れやすい体質なので無理して墓穴を掘ることだけは避け、体調と折り合いをつけながら冷静に着実に描いていくことが来年の目標です。


私は絵を描くのが好きです。


美術的な表現もアニメ、漫画的な表現も、油彩も水彩も鉛筆もデジタルもなんでも描くことが大好きです。


そうして好きなことを好きなだけやってきて、気づいたらただの器用貧乏になっていました。


稼ぐことが出来ません。


精神的な理由で、社会で働くことが出来ません。
周りに生活を支えてくれる経済力を持った人もいません。

だけど生きている限り、生きていかなきゃなりません。


今年は、振り返るとたくさんありがたく嬉しい出来事はあったはずなのに、世間の表現のあり方と、自分の思う信念との乖離にひたすら苦しんだ年でした。

来年からも、たとえ描く意味を見出せなくなっても描く手を止めません。
おそらくどれだけ打ちのめされても鉛筆を離せません。

評価されなくても求められなくても、(自分の思う)当然の姿勢が認められない、思うような表現ができない、悔しいきついつらい、それでも描く手を止められない人にはいつか光明が見える。

そんな月並みな、それでもその現実を、ヒシヒシと感じた1年でした。

来年も皆さんにとって良い年になりますよう。
寒さには気をつけて、残りの年の瀬をお過ごしください。

2021.12.30.なの

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