寝かしつけ勉強法
子育ての難関の1つが寝かしつけである。ここまで4年、試行錯誤を重ねてきた。
子どもによっても、時期によっても有効な手法は異なる。長男はスクワットがかなり効いた。毎晩、プロレスラーのごとくスクワットしつづたところ、膝を痛めて外科送りになってしまった。
次男はかなりの強敵である。かなりの圧力で泣いてくるし、抱っこしても海老反りで逃げようとする。結局、前を向かせる形で抱えつつ、暗い部屋をウロウロし続け、15〜30分ぐらいかけて寝かすという形に落ち着いた。
だが最近、次男にはそれすら効かなくなってきた。夜泣きも激しいし、寝かしつけのたびに疲労困憊である。
ここ数日の試行錯誤で手応えを感じているのは「延々と語り続けること」である。子供は大人の声で安心するし、声を聞こうとするので泣き止んでくれる。結構速やかに寝かしつけられるので、これが続いてくれることを願うばかりだ。
ただ、語り続けること自体を目的としているので、徐々に自分自身でも何を喋っているんだか意味不明になってくる。
例えばある夜の声かけはこんな感じだった。
こんなの狂ってるだろと思うかもしれないが、語りかけ続けること自体が目的だと本当にこうなってしまうのだ。この日の夜泣きでは妻も浅く覚醒しており、こちらの無限ループの語りかけがシュールすぎて笑われてしまった。
昨日の寝かしつけでは、オーディブルで聴き終わったばかりの『プロジェクト・ヘイルメアリー』のあらすじや雑感を話してみた。これはいい。
スラスラと言葉が出てくるし、作品に対して改めて整理することにもなる。
有名な話ではあるが、学習内容の定着には思い出す頻度やアウトプットが重要である。今オーディブルで聴いている本では、学習内容についての復習ノートをつけること、翌日にそのノートに基づいて講義の真似事をしてみることがおすすめされていた。
ということは、赤ちゃんへの寝かしつけに「最近勉強したこと」を語りかけるのって有意義なのではないだろうか。
赤ちゃん…親の声で安心、耳を澄ますべく泣き止む、寝れる、語彙に繋がる
親…復習のルーティンとなる。よく効く寝かしつけ方法になる。
というわけで、ちょっと続けてみようかなと思っている。