【字幕投稿報告】Kurzgesagt:What Happens if a Supervolcano Blows Up?

Kurzgesagtの「スーパーボルケーノが噴火したらどうなっちゃうの?」について、字幕を投稿した。1週間以内には反映されてほしい。

雑感

大規模な噴火というと、周辺の住民が危ないとか、気温がちょっと下がるかもとか、その程度の認識だった。

この動画では、どんどん噴火のスケールを上げながら事例を紹介していくため、噴火にはどれぐらいのポテンシャルがあるのか、とてもわかりやすい。

知る限り最大の噴火としてシベリア・トラップの事例が紹介されるが、その規模の噴火がまた起きたらと思うと絶望的な気持ちになる。

動画の冒頭で「地球は溶岩のカタマリを地殻が薄く包んでいるだけで、荒れ狂うベヒーモスをリンゴの皮の中に閉じ込めているようなものだ」というような説明があるのだが、まさにそういうイメージが刷り込まれた。

とはいえ、Kurzgesagtとしては、破局噴火をネタに「どうせ人類は絶滅する」というような態度をとらないよう、クギを指すのであった。

字幕作成の苦労

英語面での苦労というと、volcanoとeruptionの区別が厳しかった。
辞書的には以下の通りで、何も難しくないように見える。

噴火=eruption
火山=volcano

ややこしいのは、この動画の主題であるsupervolcanoで検索すると、「破局噴火」という用語が出てくることである。え、volcanoなのに噴火って訳すの?ということで、結構な混乱があった。

結局supervolcanoについてはスーパーボルケーノで行くことにして、スーパーボルケーノが起こす噴火の一部が破局噴火なのだという論旨が明確になるよう整えたのだった。

その他、4分まで字幕をつけていたのにそのデータが消えてしまったりして、今回も字幕作成が遅くなってしまった。申し訳ない。

もう無理かなー

率直にいって、継続が難しい状況になってきた。仕事と家庭を回すだけで120%のエネルギーを出し続けているので、字幕を作成しているときに充実感ではなく焦燥感ばかりを感じてしまうのだ。

そんな中、あと数ヶ月で第二子が生まれる事を考えると、年単位で第一線を退くか、キッパリ引退するかの2択かなと思う。

誰か!誰かいませんか!

幸い、昨年末に呼びかけを行ったこともあり、1年前とは状況が違う。他にも字幕作成者がいるし、完全に字幕が途絶えはしないだろう。

とはいえ、字幕を担当できる人間はもう少し多い方がいい。一人で背負うにはちょっと重たい作業量だろう。

英語力や日本語力はかなり求められるし、投入する労力は大きい。字幕を投稿しても、特にチヤホヤされるわけでもない。それでも、自分の場合は
「いい勉強になるし、あのkurzgesagtの動画を日本人に届ける手伝いをしている」ということに充実感を感じ、活動を続けてこられた。

「自分もきっと、充実感を感じられるだろう」という人がいれば、是非声をかけてほしい。ノウハウを色々と引き継ぐことができるはずだ。