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Where is dogooooo

55枚のピクセルアートと、全5章の短編小説を一つのコレクションとした、Ordinals 作品です。


Ordinalsとは


Bitcoin上に刻まれたNFTで、他のチェーン(イーサリアム)との大きな違いは数に限りがあるということ。リカーシブ、ペアレンツ、Bitmapなど次から次へと開発される技術によって、限りのあるOrdinalsの上に関連づけして世界を構築していける可能性があります。

またフルノードによって分散的に監視されていて透明性が高い反面、データ容量の制限があり基本的に小さなデータで刻むことになりますが、htmlを刻むことができるため、コーディングによるジェネラティブアートや、長文のテキストを刻むことが可能です。

Where  is dogooooo


dogoooooコレクションは基本的に高解像度の3Dビジュアル作品ですが、Ordinalsを新たに制作するにあたり、写真に3Dを合成して、さらに解像度をさげ、3色のピクセルに分解した低解像度作品としました。

風景の写真は全て自らiPhoneで撮影した近辺の風景です。

それは私の生活環境が、時間と距離に制限があるものであることを表していると同時に、分散型で自由なOrdinalsの世界との強いコントラストを生み出します。

短編小説は、dogoooooコレクションがこの先どうなっていくのかということを、SF小説の体裁で表現しています。

小説は一番遠い未来から始まり、逆行していくように遡り、最終章では現在地、55枚のピクセルアートの地点にやってきます。
そして最終的にはピクセルアートを構成する小さな1ピクセルに帰結しますが、その1点が連綿と繋がり世界は構成されている、というのがこの作品の趣旨になります。

OrdinalsはBitcoin上のNFTであり、厳密にはBitcoin最小単位のsatsに一つ一つ刻まれていきます。その小さな一粒が他のNFTにはない確かな存在感を感じさせ、この作品のインスピレーションになっています。

また小説の中でNFT自体が表舞台から姿を消す時代もあり、dogooooo自体もNFTから姿を変えていきます。
最後に何が残って欲しいのか、dogoooooコレクションに対する現時点での一つの回答となっています。

ぜひ小説の方も下記のリンクよりお読みください!

https://lit.link/dogooooobysayoooooh


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