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Where is dogooooo × naah


サウンドコラボレーションについて


全5篇からなる、SF短編「Where is dogooooo」に、5名から楽曲を制作いただき、その楽曲をビジュアライズした作品をNFTとして制作するコラボ企画第2弾。

「Where is dogooooo」の詳細はこちらからご覧ください。

Chapter 2  / naah


naahさん(https://twitter.com/naah9re8) は、ストリートカルチャーを軸に、音楽制作、イラストレーションなどの活躍をされています。私もかねてより彼のアートワークの大ファン。
chapter 2はアドベンチャーSF感が色濃く、それをnaahさんの持つお洒落なポップさで表現してみたいなと思いました。


Departure


Chapter 2は、人間の文明が進化の果てに退化して、原始最上主義に至って荒廃に進む中、現状に気づいた数人が地球脱出を図るという、人類史上最大の出発劇がストーリーの主軸です。

ドグーたちはその時代にはAIを搭載されたロボットとして忌み嫌われており、人類救出のために彼らはひっそりと準備をしていく。その密かだけどはっきりとした意志を持って行われる行動の強さや、不穏な空気が、楽曲に現れていると思っています。

ドグーたちは出発する船に乗ることはできません。その後彼らはChapter 1で書かれているとおり、人間たちの心に残っていくことになり、人間たちは、彼らを通して本来の人類の姿や、地球の有様を知っていくことになります。


MVとして


Chapter 2のムービーは、地下帝国を思わせる幾何学の空間の中をカメラが徘徊していきます。狭いのか広いのかわからない空間に、10体のドグー。
それぞれ空、海、音、虹、土、風、星、花、炎、光、という地球上に存在したエレメントを体現し、未来永劫その姿を持って、地球を残し続けるという役割を持っています。

建物のような幾何学的な構造物の、平面的なテクスチャー。空間に散らばり音に合わせて点滅するカラフルなアイコンは、未来的な空間の中でPOPな印象を作り出しています。


音楽NFTとして


Chapter 1と同様に、楽曲を10個に分割していますが、このChapter 2は少し趣を変え、全体のムービーとは趣を変えて、映画本編と、登場人物紹介ページのようにそれぞれのドグーにフューチャーした形で音楽NFTとして新たに再編しています。

ムービー全体は楽曲のミニマルさを生かしてまとまりのある世界観と動きのあるものにし、NFTは個々のドグーそのものとして、1/1の存在感をそれぞれに持たせました。

このNFTが実際に、遠い未来に何かを残してくれたらいいなという気持ちを込めて。



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