コミュニティドッグプロジェクト①  チェンマイ大学の取り組み(MaCMUプロジェクト)

皆さん、こんばんは~
一昨日やっとご縁がありお仕事が決まりました!
ここの一週間は思ったように仕事が
決まらずブルーでしたが、スタート地点に
やっと立てて嬉しい気持ちでいっぱいです、、

さっそくですが今回の記事はコミュニティ
ドッグプロジェクトについて書かせていただきます

コミュニティドッグプロジェクトとは
タイの地方自治体と地域の方々が協力して
立ち上げたプロジェクトで野良犬を保護、
去勢しその地域で「地域犬」としてお世話しよう!
というプロジェクトです

地域犬とは、野良犬を不妊去勢手術をして地域に放ち特定の飼い主を持たずボランティアや近隣住民で世話・管理している犬ということになるのです。

日本に地域猫がいても地域犬がいない理由。野良犬と地域犬はどう違うのか?|くらげのぷかぷかお風呂漂流記 (suguruafi.com)


その地域によって野良犬問題も多少異なるため、
プロジェクトの内容自体もコミュニティにより違うのですが、今回はタイの国立大学であるチェンマイ大学の取り組み(MaCMUプロジェクト)
にフォーカスして記事を書かせていただきます。

チェンマイ大学

チェンマイ大学でコミュニティドッグプロジェクトが始まる前は、現在と同様に多くの野良犬がおり、野良犬が学内の生徒や一般市民を噛んだり、
攻撃をしてくることが見られたため
解決策としてこのプロジェクトが始まりました。

またチェンマイ大学の教授は野良犬を追い出したり、排除するのは一時期的な問題解決になるが
持続可能ではないと発言しており、キャンパス内の犬に愛を持って接することで犬と生徒の間での
トラブルは劇的に減ったとも発言しています。

こちらのインタビュー英語で行われているので是非興味ある方見てみてください、キャンパス内のかわいい犬がたくさん出てきてたまらない気持ちになります


現在チェンマイ大学はペットフレンドリーでも有名な大学で、キャンパス内のエリアでは多くの犬に出会うことができます。
また、大学内に犬がいることに関し生徒は許容しており可愛がっているようです。

ここからは、チェンマイ大学の主な取り組みを三つ
紹介させていただきます。

①首輪の色

1つ目の取り組みは、キャンパス内にいる犬の性格が一目で分かるよう違う首輪の色に分け、学生と犬との間でトラブルを防ぐための取り組みです。

首輪には3色あり
緑:フレンドリーで誰でも触っても良い犬
黄色:見かけたら触らず避けた方がいい犬
赤:触ってはいけない犬

に別れています。

チェンマイ大学ではフレンドリーな犬のみを受け入れるのではなくどの様な性格の犬の寛容に受けて入れているそうです

また私も実際にタイを訪れた際は、チェンマイ大学に詳しくインタビューをしに行こうと思っていますのでまた記事で取り上げるかも、、、

②トレーニング

ある一定数の野良犬は過去のトラウマや人間に慣れていないことから、人間のとの関わり方が分からない犬もいます。

そういったことを踏まえ、チェンマイ大学では人間との関わり方、しつけなどのトレーニングなども野良犬に対し行なっています。

また野良犬の訓練を行うトレーナーは大学内で動物行動学の教育を受けており、チェンマイ大学では特にそういった教育に力を入れていて、適切な距離感を保ち少しの違和感でも見逃さないよう心掛けて
トレーニングを行っています。

チェンマイ大学内の犬

③医療の提供

またチェンマイ大学は健康面で野良犬に大きな貢献をしており、
大学内の犬には無料で医療の提供をしています。

・身体検査
・健康診断
・狂犬病予防接種
・血液検査
・去勢手術
・減菌
・その他
などを主に行っており、衛生的にも管理され実際に野良犬の数も
減ったとインタビュー内では発言しています。

また地方自治体がこういった犬にマイクロチップの
埋め込みを行っています。

キャンパス内での医療提供



学生からの反応は様々でどこの国も同じように
犬が嫌いな生徒、好きな生徒、興味のない生徒に分かれているが
どの生徒もプロジェクトに対し理解を示してくれているそうです。

またコロナの流行中は大学に来る人が減り、面倒を見る機会が
減ったことで野良犬の繁殖が多くなり数も増えて大変だったそうです。
いかに去勢手術や日常的なケアが大事かわかりますね!

こういった取り組みがいろいろな大学で増えたら
いいなと思います!次回は別の県のプロジェクトに
フォーカスして記事を書くのでよければそちらも
ご覧いただければ幸いです!

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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