素敵な絵を描きたい StableDiffusion 初心者がイラスト系のモデルを選んで比較する
StableDiffusionってモデルがたくさんあってわからない
最初にひっかかったのはモデルがたくさんありすぎてどれがいいのかわからない…
別に商用利用するわけじゃないけど、モデルって何?チェックポイント??
と、わからないことがたくさんあったので調べました。
モデルをダウンロードする
モデルダウンロードサイトは2箇所のサイトから可能。
Hugging Face
AI関連のコミュニティサイト。どうやらStableDiffusionに限らずいろいろなことができるようです。
Huggingface のトップページを和訳したら
モデル公開以外にもコミュニティがあったりオーディオ用モデルがあったり、いろんなことができるようです。
一覧にサムネイルがないのでちょっと難しそうに感じますが、使い方がわかればおもしろそうです。
モデル以外にもStableDiffusionの拡張機能もこちらからDLできます。
civiai
StableDiffusionで使えるモデル集めたサイト。モデルのサムネイルがあって自分のイメージが膨らみやすいです。civitai のトップページを和訳したら
使い方の流れとしては
モデル選び
利用規約・条件の確認
モデルダウンロード
直感的に選べるし利用条件の確認もわかりやすくて初心者にちょうどよさそうです。
今回はcivitaiで選んでいきます。
civitaiで権利関係を確認する
商用利用するわけじゃないけど権利関係はしっかり確認したいので、メモします。よく見るライセンスをまとめます。
CreativeML Open RAIL-M
基本的には商用利用OKのものです。
右側にアイコンがあるものとないものがあります。
(個別に制限がついているものは文章の右側にアイコンがあるようです)
このライセンスだったら安心!
DeepLや、ざっくり意訳されている日本語ページもあるので確認しておくのがよさそう。
CreativeML Open RAIL++-M
こちらも商用利用OKなライセンス。
CreativeML Open RAIL-M dreamlike
こちらは「作者がいつでもライセンスを変更できる」とのことなので注意が必要です。急に商用利用NGになるリスクも高いです。初心者の時点でトラブルに巻き込まれたりしたら怖いので、現時点ではこのライセンスは避けます。
とりあえず有名なやつを試してみる
”みんながよく使ってる”おすすめモデル”をとりあえず使います。モデルによっては「このプロンプト使ってね」とか「このネガティブプロンプトいれてね」ってのがあるようですがひとまず回してみたいので、全て同じプロンプトで作成します。
▼Anything | 万象熔炉
いろんなところで見かけるAnythingという系列のモデル。急にかわいい絵がかけます。パキッとしていてキラキラした画像です。
▼Anything V3
これもAnything系のモデル。さっきのものより、少しふわっとした雰囲気の画像が出来上がりました。
線のタッチが淡くて優しいイメージです。
▼Milky Wonderland
かわいらしいイメージの画像が出来上がりました。
名前の通り、ミルキーワンダーランドな雰囲気がします。全体的にトーンが落ち着いてます。
▼AnyLoRA - Checkpoint
キラキラして彩度が高い明るい画像が出来上がりました。立体感があるように感じます。
▼Counterfeit-V3.0
彩度が高いキラッキラな画像が出来上がりました。活発な印象の色味ですね。個人的にはとても好みです。
▼SweerBoys_2D
なんとなく珍しい男性の画像を生成するモデル。
ちょっとぼやっとしてますが調整すればもう少し鮮明な画像が作成できそうです。(このモデルだけ、1girl を 1boy に変更しています)
こちらは右側にアイコンがあって
このようなライセンス表記があったので気をつけましょう。
▼Async's MIX
少しもやっとしてますが彩度高めでコントラストが強い画像ができあがりました。髪の毛の線が繊細でクオリエティ高いなと感じました。
▼HimawariMix
背景のディテールが細かいです。プロンプトによっては表現力強くできそうです。表現力が強いVAE内蔵型モデルとのとのこと。
ちょっとフラットな印象でした。全体的に塗りがなめらかな感じになったのでプロンプトで調節が難しそうな印象です。
▼PerfectDeliberate-Anime
ディテールがすごく細かい印象。コントラスト強めです。髪の毛がもう少し一本一本繊細になってたらもっと好みです。これはプロンプトで調節するのかな?といった印象。
このモデルにあったプロンプトをもう少しちゃんと調べたらもっとクオリエティがあがりそうな気がしまし。
▼DeepBlue XL
他とは違って幻想的なイメージになりました。
masterpiece(このモデルでの最適) を設定してるのですが、ちょっとやんちゃな雰囲気になります。
こちらはライセンスが CreativeML Open RAIL++-M のモデルになります。
規約をしっかり読んでおきます。
英語が難しい場合はDeepLで翻訳してもらいます。
まとめ
modelによってかなりアウトプットの画像が違うことがわかりました。
civitai を調べてたら check point とmodel の違いなど、のまだ分からない部分が結構あったので、次回はそのあたりを調べていきたいとおもいます。
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