融資面談の準備編
不動産未経験者の私が、ひと月ほどで融資までこぎつけた訳ですが、その準備について、こちらにご報告します。
これから始めようとされている方のご参考になりますと幸甚に存じます。
さて、融資は自己資金力、属性という重要な指標で決定されるとのことです。(私は今、審査中の身ですのでこういった書き方をしています。)
で、努力次第で変えられる部分は、定性評価です。
初めて融資の面談を受けた身として、重要と感じたので書き残しておきます。
1)「はじめまして。」は、顔合わせを目的にしてはいけない。
なんと、融資を受ける際、ご紹介の場合など、不動産会社の方と一緒に来られる方もいるそうです。そういった場合、融資する側としては非常に貸しづらいそうで、質疑応答も不動産会社の方が全て答える方も・・・。
重要なのは、「はじめまして。」であっても、その当日に融資を決めて帰る気持ち、そして準備が必要だと思います。(当日決定はありえませんが)
いかに、相手の方に、「お?こいつ、違うぞ?」と、興味を持ってもらえるか。それに尽きます。普通の事をしていたら絶対だめです。
2)準備力
不動産の書籍をみていると、先輩方のアドバイスでは融資面談の際に準備するもの、持っていく物が書かれてます。実際は、こういった準備をしてくる人は少ないそうです。
実は私も銀行の方にアポをとった時、必要なものを聞くと、源泉徴収票位で良いですよ。との回答でした。と言うことは、それが初回のスタンダードなのでしょう。
だからこそ、ギャップが生まれ、「こんなにしてくる人、いませんよ!」っていう反応に変わったのだと思います。本音と建て前というのもあると思い聞き直しましたが、事実だそうです。資料も不動産会社が用意したものを持ち込む人もいるそうですが、説明できないので見抜かれるんですけどね。
では、何を用意していったのか列記します。
●プロフィール(個人情報、試算、家族構成職歴、現職の状況とこれまで)のシート 一枚。
●資金計画(キャッシュフローのシートです。減価償却、金利、元金も入れます。ガチのやつです。)概要と融資期間中のCF詳細の2枚。
●修繕費と空き室率、家賃下落率にストレスをかけた試算表、2パターン。2枚。
●賃貸経営プレゼンパワポ(物件概要、周辺施設情報、競合物件の築年と面積と家賃の比較、総括にて今後の運営方針や心のこもったコメント)これは、担当の方が興味深々でした。常に手に持っていたかと思います。
●免許証、源泉徴収票OR確定申告書(してない人はいりません)全現金、資産の通帳コピーなど。
以上です。
自分で言うのもなんですが、滅茶苦茶レベル高いと思います。代筆屋しようかといったら、それに融資します!と言われました🤭
正直、作りすぎですし、じっくりは読まれないかもしれません。本来、試算表は担当者の方が作成し稟議を出すものですから。
ですが、「え!」と思わせることができたら良いと思いませんか?
そして、担当者の立場として、上長、支店長に決裁を通してもらったり、良い条件で交渉してもらうためにも、この資料はこの上ない武器になりませんか。
融資する側の味方は、当初担当者の方しかいないですから。
いかに、融資したい人物になれるか考えたとき、準備していない人物と、そうでない人、どっちを選ぶかってことですね。
えらそうに書いていますが、私は融資審査中です。どうなるかわかりません。
おりなかったらどうしよう😅
融資期間は限界かな?と、思うところまで計画書に書きました。しかし、金利はもっと強気で良かったかなと後悔です。
補足資料として持参した、シートがあるのですが、数か所を入力するだけで収益と安全性が自動計算されます。滅茶苦茶便利です!
さらにバージョンアップさせており、今回、融資面談で持ち込んだプレゼン以外の資料全てに自動連動させています。あっという間に作成完了!
いちおう、融資は、基本は元利均等返済でしょうけど、元金均等返済にも対応できています。
そのうち、実際のキャッシュフローと照合しつつ整合性がとれたら、このシートは公開したいなと思います。(拡散すると嫌なので一定の金額設定はすると思います。)
よろしければサポートお願いします。出会いを大切にしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。