2022/03/07
3/7
上野公園でパンを食べてたら…の話。
3/8
はじめに言っておきたい。「ごめんなさい澤部さん」。
スカートの澤部さんがラジオパーソナリティを務める番組が先週から始まったので聞いていた。
番組はシティポップについてリスナーから募集したり、澤部さんがおすすしてくれた曲を流していくもの。シティポップについて詳しく話してくれるので楽しいし勉強になる。作業の合間に聞くのはもったいない。
澤部さん。本当に好きで、澤部さんのおかげで音楽への視界が開けた。レコード店やCDショップで音楽をdigることが好きになれたし、漫画「それでも町は廻っている」も知れた(味噌ラーメンを牛乳のアテにはまだしていない)。音楽や漫画が好きな僕からしたら神のような存在である。
去年スタッフとして参加した音楽フェスでの話をしたい。
外誘導の業務を手伝っていたら澤部さんの姿が見えた。僕は(うおおおお!??!?本物だ!!!!てか出演日今日じゃなくね?????!)と心で叫びつつ様子を見ていた。キョロキョロと辺りを見渡していて何かを探しているようだった。おそらく関係者用入口をお探しなんだろうなと思った僕は、勇気を振り絞って澤部さんのもとまで歩いた。
あと10mくらいのところで僕は気づいた。
(なんて声をかけよう)と。
(「澤部さん!いつも聴いてます!」…はスタッフとしてどうなんだろう。「お待ちしておりました」はかしこまりすぎてキモいな。)
確実に歩みを進める僕、頭整えてから話しかけろよとも思うが足が止まらない。「スタッフとしてエスコートしなければならない」という意志と「憧れの方に話しかけられるチャンス」が足を運ばせる。
そして「話す内容が決まらない頭のなか」。
僕のなかの俺とか私とかいろんなけんていが、どちゃくそ仕事している。解を探して幾千のけんていが頭のなかを駆け巡っている。
そして澤部さんの目前に僕は立った。
「
瞬間、
「澤部さん」と発したかったその瞬間
頭がショートして
「あ、あの(あなたのことを)知ってますよ!!今日アレっ、あれ?(スカート)出演今日じゃないですよね???もしかして関係者用入り口お探しですか
??でしたら、ご案内しましょうか????」
と話しかけていた。めっっちゃくちゃ早口で。
澤部さん、澤部渡さん、スカート。
もっとも大事な単語たちが頭がショートした瞬間にぶっ飛んだ。そしてそのぶっ飛んだのを隠すかのように、悟られないようにと、ラフにフランクに話しかけてしまった。いちばんスタッフとしても、ファンとしてもNGだろこんなん…!
憧れのその先にいる澤部さんを目の前にして、お名前もバンド名もぶっ飛んだ御無礼を果たしてしまった。
顔から火、穴があったらなんとやら。
ただ澤部さんは終始ニコニコと優しく接して下さって「ラジオの収録がコッチだったのと、今日出る台風クラブを聴きに来たくて!」とこの日いらした理由をお話ししてくれた。関係者入口に到着したときもしきりにおじぎをして下さった。この方を神と呼ばずなんと呼ぶ。
そんなことをラジオを聴きながら思い出していた。
もし次お会いすることがあったら、大謝罪とこれからも応援し続けますとお伝えしたい。
3/9
5時に起きた。喜楽湯の仕事が片付いたので別件のデザインの仕事を仕上げた。
ここのところ忙しくて書けていなかったが、朝型に生活できるように頑張っている。具体的に何を頑張っているはなく、頑張らなくても夕方にお風呂入ってご飯食べ終わった20時くらいにはもう眠くて仕方ない。書いている今は20:32。寝ます。今年もレミオロメンの話をニュースでやっていた。
3/10
荻窪にある銭湯「藤乃湯」へ行く。
開店時間までまだ余裕があるので喫茶店へ。
ウインナーコーヒーと本日のケーキを頼んだ。ウインナーコーヒー美味しい。自分の入れたコーヒーの100べぇはうめぇな。何がうめぇのか具体的に表現できないけども。
邪宗門の『長年ここでやっている』空気感がとんでもなかった。この町の重鎮顔している。お店の雰囲気が良いのはもちろん、床のきしみ具合や壁に書かれた数々の大学名と「モラトリアム」と書かれた文字、手塚治虫の短編集が目立った。藤乃湯のオープンまで絵を描いてボーっとしていた。
ここの喫茶店、お会計のメモはどうとってるのか。最初に来た人か、2階の奥の席座ってた人とかそれともボブヘアの人、とかか。時間になり藤乃湯へ。
藤乃湯は言わずもがな良かった。
↑の通り。付け足すなら湯船を照らす赤いライトがライヴ時のネオジャポのようでひとり(ぜっぜっぜ…)と心で歌ってた。
そんで今日は友人とご飯を食べた。友人曰く「いろいろ手伝ってくれたお礼をさせてくれ!」とのことだったが、自分としては色々お話したかったので(こちらこそ感謝なんだよなぁ)という気概であった。
美味しい塩モツ煮に大女優の名を冠した日本酒、シメのおにぎりと全部美味しかったし、たくさんお話した。
その友人は本気で人生をサバイヴしていて、生きるひとつの指針に『全人類の悩みを救う』がある。根っからの主人公属性。だから僕もお悩み相談させてもらったところ、論理に基づき根本から解決してくれた。
(やっぱすげぇよこの人)、話しててそう思った。
話も盛り上がり、その後カラオケで終電までお話した。
帰り道、人生はそこそこの生活(何をもって)でも、満足して一生を終えられるんだろうけど、目標を口にしている以上、その目標を叶えないことには死ねないなぁ〜と思い、これからどう生きていくか考えるターンが来ちゃったな、など。
3/11
実家の車の点検へ行った。
ノアはリースなので「そろそろ新しい車種(それこそボクシーとか)に変える?」と家族会議がされたが、わりと低燃費だし乗り心地良いし、ブレーキ効きやすいしなと思ってたから「このままでいこうよ、今さら他の乗れないよ!」とノア愛を語った経緯があり、乗り続けるために点検に出そうとなった。
点検中(俺の運転で行かなきゃいけないゼミ合宿、寝坊してみんな待たせて、このノアで長野まで爆走したっけな)(てかこの子長年ボクシーだと思っていたなぁ、7年越しに知ったわ)とこれまでの思い出を振り返っていた。点検も終わり、これからもよろしくな!と誓った。
で、この日は高校の野球部で「飲むぞ!」となっていたのを集合1時間前に思い出した。電車で向かうには間に合わない。今日は飲酒しないと誓って車で向かった。
このとき車で向かう俺を、俺のなかの僕とか私が止めてくれてればよかったんだ。
19時。LINEにて「集合時間だが誰もいねぇ」とプロ雀士になった外山くんが発言してた。
なーーんだ急がなくてもよかったんじゃん。集合場所まであと5分くらいの場所でそれを知った。
それから10分。居酒屋周辺でまだウロウロしていた。
(できれば近いとこで停めたいな)と定めた駐車場がなかなか見つけられない。細い路地が多いうえ、一方通行の道が多く、イライラしていた。(遅刻しても別に)と思っていたもののちょっと焦っていた。
焦ったそのとき───────
20分後、みんなのもとへ合流。
「車のくせに遅くね?道とか事故てったん?」と聞かれたので俺は
いや僕は
「細い路地を左折したら、壁に車の横ばいを『ガリガリ!!』と擦っていました。自動ドアが作動しません。」
と青白い顔で答えていた。
事故を起こしてたのは他でもない僕の車であった。
俺なら曲がれる、頭振ってハンドル切ればいけるな。
長年乗ってるからという過信・慢心が引き起こしたもの。ショックが大きい。何よりショックなのは「これからもよろしくな!」と誓った矢先に事故ったことだ。
(こんなのもう死亡フラグじゃん。「俺、この戦い終わったら結婚するんだ。」のやつじゃん。)
久しぶりに会う野球部との会話も半分聞こえてなかった。心ここに在らず。現実問題いくらかかるんだ…?
PC買い替え用に貯めていた分パーになるか…?
3/12
高校の野球部で野球をした。
昨日の飲み会は前夜祭。
球場を借りて野球をするのは何度かあったが、今回の球場はかなり良い施設だった(なにが良いのか言及できないけどとにかく良かった)。
アップ、ノック…ひと通り済んだ。フィールドにいるみんなを見ていた。
….出会って10年目の彼らは友人、というより共にやってきた戦友という感じだな〜〜…激アツじゃん!!!と昂った僕は、一塁線からレフトスタンドに向かってひとり遠投をした。届くわけがない、だけどこのキラキラした気持ちを外に放出したかったのだ。颯爽とボールを取りに行く僕の背中に、戦友たちからは(あいつヤベぇ)と冷ややかな笑いが起こっていた。
プレイボールは17時半ごろ。
野球部による野球大会は今回で3回目となる。
全出席の僕の成績は8の1で、打率0.125。
まぁクソザコな数字である。
野球を詳しく知らない方へ。プロ野球選手は0.300行くと成績良いと評されます。
10打席で3本。これってすごいことなんだぜ!
そんな「ザァコ♡」な僕だが、今年はすごいぞ!
最初の打席になんとセンター前ヒット打ったんですね。信じられないことが起こりました。さらにダイビングキャッチとかしちゃってね、今年ほんとMVPあるんじゃね???と少しでも期待してたんですが、それ以外は鳴かず飛ばずだったから獲得することは叶いませんでした!!!おまけに負けたし!!!
負けを認められないときは土下座をしてを申し込む「リアル野球BAN」さながらのお願いをするのが恒例。
最終的に我々が負けたのでうちのチームが土下座、、、の空気が漂っていたんだけど、ぶっちゃけ二日酔いの奴もいたし、身体がもう動かない奴(てか僕)もいたから(土下座してまで野球やれる?)というのが本音であった。延長戦やったけどもう身体ボロボロであった。
試合終わり、翌日朝風呂だったので車で喜楽湯へ向かった。着替えずに向かったため掃除部隊からギョッとした顔で見られた。
3/13
5時起き
筋肉痛が翌日に来たから良かった、まだ若いよ!!!
「矯正ギブスを取り付けられた飛雄馬のように動け!!!」朝風呂を沸かす身体に鼓舞した。多分今まででいちばんキツかったのでは。
この日朝風呂後は近くのラーメン屋へ。ここのマスターがなんとうちのお客さんだった。
マスターとひとりきし盛り上がり「いつも風呂ありがとな!特別だ!」とオマケに海苔のトッピングをしてくれた。すごくおいしかったなパーコー。
とにかく濃い1週間だった。
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