『期待してないから』に救われた。
期待してないから
傍から見れば、かわいそうとかボロカスに言われてるわぁと思われそうだけど、私はこの言葉に救われてきた。
学生時代、必死に親の期待に応えようと親の笑顔を生き甲斐にしていたから、期待に応えられないときの苦しみが半端なかった。
失敗が許されないという思い込み。失敗が怖くて、逃げたくなるけど逃げたくないから、逃げれないから、なんとかギリギリ耐えて耐えてきたことがある。
期待に応えないことで相手の悪影響の元凶になりたくない、私のせいで不幸にならないで、笑っていてほしいって。その為なら自分を捨てると狂人なってたぁ。
それと同時に、自分はこんなに頑張っているんだから、私のことを見捨てないで、構ってほしい。とめっちゃ依存していた。大草原不可避だぜ。
だから、相手の態度が素っ気なかっただけでも、自分が相手に何か気に障ることを言っちゃったかなと不安だった。後から振り返ったときあのとき傷付けたかなと思って謝ること何回もあった。特に親友や大切な人たちに。
こ、拗らせてる。笑
ほかにも
相手のちょっとした仕草や態度から、自分は嫌われている。とすぐに断定して落ち込んだり、たとえ小さなミスでも完璧ではない自分のことを、嫌悪してた。たまに今もその思考パターン出てくるけど、脱出ゲームプレイ中。
相手に必要とされるかどうかは自分の存在価値を左右してて、だから他人の期待に応えられないということが、死活問題だった。
めっちゃ生きづらかったし、今もまだ生きづらいと感じるときがある。
ある日『お前には期待してないから』ってお世話になってる経営者さんに言われた。
えええええ、最初は脳内で大パニック。笑
でも、私がいくら失敗してもチャンスを与え続けてくれて、私の可能性をいつも信じてくれる…。
ただ、言葉がキツいから、この人は私のこと嫌いなんだと思い込んでて、なかなかその人の言葉が私の中にストンと入ってこない。それがさらに罪悪感で自分を押し殺した。
それから半年ほど経って、先日ドックトレーナーの恩師に久しぶりに出会って犬のイベントスタッフを誘われて一緒に会場に向かっていたのよね。
先生が運転するから、私がナビを見て言いますねって伝えたんだけどめっちゃ間違えて、遠回りなった。
先生が、『ナビ苦手なら先生に任せて\_(・ω・。』申し訳なくなって、役に立たなきゃと途中何回か道どっちか進む時に意見を言ったら『期待してないから♪♪』と言われた。
グサッ
必要じゃない私、、、。
経営者さんにも同じく言われた言葉がフラッシュバックしてさらに沈んでく。
まだ、イベント会場に着いてもいないのに、、、、
『すいません💦』と謝った。
先生が
『得意不得意があるんだから、みんちゃんは地図を見るのが苦手ってこと知れていいじゃん!ここは先生に任せて✨』
先生の捉え方が有難いと思った。
経営者さんや恩師に『期待してないから』と言われたこおかげで、自己主張しなければ、自分は他人から受け入れてもらえる って考えから、少しずつ遠ざかってきてる。
相手に合わせることも大切だけど、自分を殺して合わせるんじゃなくて自己主張してもいい、なんならもっと自己主張しなよHeyHey\(* ¨̮*)/\(*¨̮ *)/ってカンタンに私の価値観をいい意味でぶっ壊してくれる人に出会えたのはこの20代前半で大きな収穫。
思いやり溢れ、義理人情に厚く自分の人生に責任を持ち生きる人達に巡り会えてラッキーだから、このラッキーを自分も次の人にバトンを回せたらさらにラッキーかな。
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