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努力とは、戦略

「紳竜の研究」から得た知識です。


500回素振りをしても、腕が太くなるだけ

結論を先に述べると「どう努力するかが大事」に尽きる内容でした。

何も考えずにネタの練習をしても面白さは頭打ちになる。慣れただけ。面白くなったと思っているなら勘違い。
なぜウケるのか。先輩も後輩も全然わかってない。
紳助さんらしく何度も切り捨てます。
紳助さんはそもそもお笑いには教科書がないから、教科書から作ったそうです。

グサグサと刺さりました。
頑張った気になっている時間って満たしてくれるんですよね。
プロ野球選手なんて500本の素振りは当たり前のようにやっている。それは努力とは呼ばない。ただの筋トレ。
僕らの世界もそうです。
何を、どうやって、どれくらい、何故やるのか。
それこそが努力すべきことのベースなんですね。


売れる法則 = XとY

X : 自分ができること
Y : 世の中が求めること
XとYが交差する時に芸人は売れるそうです。世の中のほとんどに通じている気がします。
一発屋が一発な理由はYを知らないから。売れたのはYが偶然Xに近寄ってきたから。

つまり、自分と世の中を知って初めて、何をすべきか努力すべきかが分かる。
やっとスタート地点なんですね。


X拡大戦略

面白いなぁと思う芸人は2種類いる。
こんなんできへんわ。と、俺のスタイルに近いな。
つまり、後者にXを拡大するヒントが眠っているんですね。
紳助さんはスタイルに近い芸人を複数組、徹底的に研究したそうです。
ネタを紙に書き起こし、間や笑いのパターン、文字数までをも分析。
そうすると吸収すべきことが見えてきます。

さらにX拡大の戦略だなぁと思ったのを箇条書きでいくつか。
・できへんもんはやらへん。
・ターゲットを絞り、常に意識する。
・若い女性ファンは簡単に笑ってくれるから俺らをダメにする。
・8:2の法則で得意を際立たせる。
・勝てることしかやらない。必要なら戦略的にサボる。比べられるから。
どれも僕らの仕事に置き換えれる内容だと感じました。


残念ながら才能は存在する。けど。

Xとは、才能と努力の掛け算。
努力の数値は誰でも大きく出来る。
でも才能を伸ばすのは紳助さんでも凄く難しい。
音痴の人は何がずれてるのかわからないから音痴。笑いも同じ。多分何事も。

じゃあ、才能がないことを頑張る意味ってないの?
そうではないんです。才能があるかどうかは本気で努力しないとわからない。
人には必ずなにかの才能がある。そのときに正しい努力をできる人が成功をする。
努力の仕方を知るために目の前のことを努力すればいい。

このDVDからはそんなメッセージを受け取りました。




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