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【そうだ!資格を取ろう】愛玩動物飼養管理士〜人と動物の関係学 2 編〜


愛犬家の皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは。



愛犬との暮らし楽しんでますか?

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事件が起きました。


これは、先日ろくまろをお風呂に入れた時のことです。


シャンプーで体を洗っている時のことでした。
なんか変な感触だ、と思って背中を掴んで持ち上げると。。



ビヨ〜ンと皮膚?脂肪?が伸びました。これからは、食欲の秋ですが、
ろくまろさんにはそんなものはありません。
ダイエット開始です…


ま、運動の秋っていうのもあるし!
頑張ってもらいましょう。


皆さんも愛犬の太らせすぎには注意しましょう。



はじめに


前回の最後の問題の答え合わせをしましょう。


1 ×
  学出団体であるのははIAHAIOです。

2 ×
  アドボゲートの方は行動をするです。

3 ○ 
  動物の権利は動物の利用に対して否定的な考え方です。



今回は、前回に引き続き人と動物の関係学を一緒に学んでいきましょう。


前回の記事を読まれていない方はそちらからお読みください。


今回も濃い内容となっておりますので、胃もたれには気をつけてください。


動物に対する考え方(宗教、国の違い)


・  日本 : 人と動物は生命的に繋がった存在
        ↑
        輪廻転生(りんねてんしょう) 
         命あるものは亡くなっても別の人間や動物として
         生まれ変わる
よって日本の昔話は他の国と比べて動物が人に化ける事例が多くみられる。


 ・ 平成たぬきぽんぽこ たぬき→人
 ・ 鶴の恩返し     つる →人


「人間と生命的には平等」


・  西欧 : 「人間とは別の生命体であり、人間の従属物」
        「人間のために存在」
        「人間が管理すべき責任を持っている存在」

と、このように全く違いますよね
これは、国による価値観の違いなので、ここで「それはおかしいだろ」
と言うのは筋が通ってません。
何事も「あ、そんな考え方もあるのね。」とこのように
価値観、視野を広げる訓練も我々人間には、必要なのかもしれません。


・  イスラム教 : 豚肉は食べない。
           鶏肉や牛肉も殺加工された物でないと
           食べてはならない。
           犬を番犬や、使役犬としてなら飼うことが許される


・  ヒンズー教 : 猿や牛が神聖視されている。
           牛肉は食べない
           街中にいても自由にさせる


・  ヘブライ思想 : キリスト教の思想のもと
            人間が絶対的に優位な立場
            人と動物は別の生命体
            旧聖書には「人がすべてを支配せよ」と
            記されている


先程の日本の昔話に比べても全く別。
 ・赤ずきん オオカミは別におばあちゃんには化けないですよね


動物に対する思想の変化


・  紀元前 : アリストテレス(ギリシャの哲学者)
          「動物には理性がない、利用されるために存在」


・  13世紀 : トマス・アクィナス(神学者)
         「不完全なもの(動物)は、
                 完全なもの(人間)のために存在」


・  17世紀 : デカルト(哲学者)
          「動物は理性のない自動機械」
          ↑
         苦痛は感じていない


・  18世紀 : ベンサム(イギリスの哲学者)
         「動物が痛みや苦しみを
                受けないようにしなければならない」


18世紀から考え方が一変


・  20世紀 : シュヴァイツァー(フランスの医師、哲学者)
         「生命そのものが神聖である」


日本人とペット


・  犬 : 江戸時代中期ごろ〜 猟犬や番犬として(家の外)


・  猫 : 室町時代ごろ〜 愛玩目的(家の中)


犬や猫の室内飼養の本格化は、昭和50年〜60年代頃からである


家族の一員となったペットは一家の中の”子供的存在”になっている傾向が強い子供がいる家庭でも、一番下の子供かのような扱いをするのが日本です。


動物愛護運動


・  1822年 : マーチン法の成立
         「家畜の虐待と不当取扱防止条例」
この頃はペットではなく、「家畜」が主な対象であった


・  1824年 : SPCA(動物虐待防止協会)の成立
         世界で初の民間の動物愛護運動が始まる
         1840年にはRSPCA(王立動物虐待防止協会)となる。


・  1835年 : ブル・ベイティング禁止
          ↑
          17世紀のイギリスでは鎖に繋がれた雄牛と数頭の犬を
          戦わせるという見世物が流行った。
         ブルドッグ誕生


・  1866年 : ヘンリー・バーグにより
         ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)が設立


まとめ


この章と関係法令は盛り沢山なので覚悟をお願いします。



さて、今回も問題を出しますね


1 ヘブライ思想の旧聖書には「動物には理性がない、利用されるために存在」と記されている

2 トマス・アクィナスは「不完全なもの(動物)は、完全なもの(人間)のために存在」と唱えた

3 「動物が痛みや苦しみを受けないようにしなければならない」と唱えたのはヘンリー・バーグである

4 犬が飼われ出したのは昭和初期ごろからである

5 日本では「輪廻転生」という考え方が浸透している


この章は、頭の中がこんがらがりますのでご注意願います。


「うわ、わかんねぇ」という方でも試験前にめちゃくちゃ失敗して、不正解を叩き出せばいいんです。
皆んなで一緒に合格しましょう。


ではでは👋


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