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【スマブラ創作】エースバーン参戦

2019年11月にNintendo Switchで発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』。

今回は同作を代表するポケモンである「エースバーン」について、「もし自分がスマブラに参戦させるならどんな性能にするか」を考えていきます。

例によって以下の内容は自分の創作であり、ゲームの攻略などには役に立ちませんのでご了承ください。

前提とモチーフ

まず、エースバーンは前提としてサッカーをモチーフにしたポケモンです。
技構成もサッカーをモチーフに考えています。

基本性能と立ち回り

今回もかなり独特の個性を持つ必殺技を考えていますが、最も重要なものは後ほど紹介します。

・基本性能
動きは俊敏で、地上の動きが特に素早くなっています。
体重は平均か平均より少し重い程度です。
・通常攻撃
武器を持たないため、基本的にリーチは短めです。
ただし、炎を纏うような攻撃や、踏み込みのある攻撃でカバーしています。
サッカーを意識した足技は隙が少なく、攻撃範囲が足元に厚くなっているイメージで考えています。

立ち回りを想像しやすいように標準的な技から説明していきます。

・通常必殺技(NB):かえんボール
火球を作り出し、蹴り飛ばして攻撃する飛び道具
です。
蹴り飛ばす方向は細かく変えられ、さらにバウンドします。

特殊仕様があり、何にもぶつからなかった場合は「ヒバニーの形をした炎」として、地上または空中に滞在します
相手を近くに飛ばすと蹴り返してくれるため、連携ができます。
・横スマッシュ攻撃(横S):ブレイズシュート
大きく踏み込み、炎を纏った脚で前方の相手を蹴り飛ばします。
上下のシフトで、シュートの狙いを定めるように吹っ飛びベクトルを大きく変えられるようになっています。

ホールド中助走をして、少しだけ前に進むことができます。
・横強攻撃(横A):テクニカルドリブル
炎を纏った脚で、足元を攻撃します。
吹っ飛びは小さいですが、隙が少なく足元から相手を寄せ付けないような立ち回りが可能です。

上下にシフトでき、上シフトは少しだけ吹っ飛ばしが強くなります。
下シフトは怯みを与えない代わりに極端に隙が少なく、ガードのみ削ることができる「フェイント」になります。
・空中前攻撃(空前):ダストボレー
空中で、ボレーシュートの要領で前方をキックします。
威力が高く撃墜を狙うことができます
弱い吹っ飛びの持続判定もあり、コンボの繋ぎに利用できます。
・下スマッシュ攻撃(下S):マッドスライディング
勢いよく強力なスライディングをします。
発生直後は相手を強く真横に吹っ飛ばし、撃墜が狙えます
さらに、先端は相手を浮かせてコンボができる性能になっています。
・上スマッシュ攻撃(上S):クリアリング
正面から上方を強く蹴り上げて、相手を斜め上に大きく飛ばします。
ダメージは低めで後隙も大きいため、ここぞの場面で相手を弾き返すために使うことができます。

以上が標準的な技になります。
飛び道具で牽制し、足元が強く、体術による撃墜を狙う」という基本的な立ち回りがイメージできたかと思います。

アクセントとなる技

続いて立ち回りを支えるその他の技をご紹介します。
復帰技などの残りの必殺技についても解説していきます。

・空中ニュートラル攻撃(空N):チェストトラップ
「トラップ」は、サッカーにおいて、動いているボールを受け止めてコントロールしやすいようにする動作になります。

空中で胸を張る姿勢を取り、相手を受け止めます。
発生直後は相手を浮かせるように吹っ飛ばし、その後はコンボしやすいように弱く吹っ飛ばすという標準的な空中ニュートラル攻撃に近い性能です。
・空中後ろ攻撃(空後):ニトロチャージ
熱く燃える背中で相手を攻撃します。
攻撃範囲は狭いですが、アーマー効果があり相手の攻撃を耐えながら潰すように使うことができます。
・弱攻撃(NA):フレイムロール
弱攻撃も足元を狙う攻撃で、炎を纏った足で素早く蹴ります。
三段派生と百裂派生ができ、百列攻撃に繋いだ場合は高速の足技で炎の渦を発生させます。
・上強攻撃(上A):リフティング
正面の足元から斜め上までを脚を振り上げて攻撃します。
威力は低いですが、当たるタイミングによって前や上、斜め後ろなどに相手を浮かせることができます。
・空中上攻撃(空上):アイアンヘディング
空中で強くヘディングをします。
当たる位置によって上や前、斜め下などに相手を飛ばすことができます。
上半身にアーマー効果があり、競り合いに強い攻撃となっています。
・上必殺技(上B):オーバーヒート
大きく飛び跳ねて宙返りし、脚に纏った炎を爆発させながら強力なオーバーヘッドキックを繰り出します。
リスクは高いですが、相手を後ろ方向に強烈に吹っ飛ばすことができます

また、原作の「使用後に特攻が下がる」という効果の再現で、「ワンパターン補正が一度で3回分かかる」という特殊仕様を備えています。
・下必殺技(下B):コートチェンジ
目の前に光るコートのエフェクトを出現させます。
相手、または相手の飛び道具や設置物を捉えると効果が成立し、自分と相手の位置を入れ替えます
また、同時に飛び道具や設置物などの所有権もすべて交換されます

崖際に追い込まれている時や、相手の飛び道具や設置物に困っている時に使用して形勢を逆転できます。
ただし、一度使用するとしばらく使えなくなってしまいます。

コートチェンジは、かなり独特で強力な性能をしています。
相手の強力なセットプレイを打開することができるようにイメージして考えています。

最も特徴的な技

実は、自分の考えたエースバーンの最も特徴的な必殺技について、まだ触れていませんでした

以下がその技の解説になります。

・横必殺技(横B):バーンスティール
炎を纏って突進し、そのまま相手を貫通します。
突進は相手を怯ませることはできますが、吹っ飛ばし力はありません。

突進に当たった相手は、「いのちのたま」を落とします。

「いのちのたま」はキャラクターのストックが具現化したボールのようなもので、攻撃を当てたり吹っ飛ばしたりすることができます。
攻撃を当てると、相手にもダメージが蓄積します

さらに、「いのちのたま」を、『横必殺技を当てた時の、相手の後ろ方向の横のバーストライン』に撃墜することで、相手を撃墜することができます

「いのちのたま」は相手が触れたり、下に落ちたりすると消失します。

自分の考えたエースバーンは、横必殺技を当てることでサッカーを始めることができます

「いのちのたま」を利用して撃墜まで可能なため、相手キャラクターはそれを阻止する必要が生まれます
追いかけて取り返したり、ディフェンスしてシュートを阻止しなければなりません

ただし、「いのちのたま」は重めに設定されていて、ロングシュートは基本的にできない想定です。
エースバーン側は、ドリブルで運んでシュートを決める必要があります

『ドリブル』を可能にする技

ここまでで紹介していない通常攻撃は、運びに特化したコンボや相手をかわすような動きができる技となっています。

残りの通常攻撃を紹介していきます。

・ダッシュ攻撃(DA):スピードドリブル
足元を蹴り出しながら走り出すアクションになっています。
攻撃後に加速する特殊な技で、その後のコンボを繋げやすくなっています。
・下強攻撃(下A):スクープ
足を差し出し、足の上に乗せたものをすくい上げます。
A入力を長押ししている間は足を操作でき、動かし方次第で多様なベクトルに浮かせることができます。
ただし、相手を怯ませることはできません
・空中下攻撃(空下):インサイドドロップ
空中で足元の相手を軽く攻撃します。
弱いメテオ効果があり、少し浮いた相手を再度地上のコンボに繋げることができます。

上記のほか、立ち回りで使う技として紹介した技も、「いのちのたま」を運ぶコンボに組み込むことができます。

また、掴みと投げのアクションもコンボに組み込むことができます

どのキャラクターも投げは無敵時間を持っていますが、自分の考えたエースバーンは、投げの無敵時間を「ボールキープ」のために有効活用することができます。

・掴み:ソールトラップ
相手を足裏で踏み付けて押さえつけます。
掴み範囲がごく短く足元近くになっている代わりに、発生は他のどの掴みよりも早い特徴があります。
・前投げ:ルーレット
踏み付けた状態から背を向けて身体を前に移動し、そのまま一回転して前方に振り向きます。
長めの無敵時間を持ち、移動するため前に進むことができます
・後ろ投げ:プルバック
踏み付けた相手を後ろに引き寄せてターンします。
無敵は短いですが、隙もほとんどなく、ターンする前にキャンセルすることもできます。
・上投げ:ヒールリフト
踏み付けた相手を跨いだあと、かかとを使って斜め上の前方に浮かせます。
掴みから相手を浮かせつつ前に進むことができます。
・下投げ:ロールヒール
踏み付けていない方の足で踏み付けた相手をキックします。
掴みで一旦静止すると見せかけて、素早く前に進むことができます

まとめと後書き

以上で自分が考えたアイデアはすべて書き終わりました。

まとめると、「飛び道具と足元の厚い判定を利用して戦うキャラクター」であり、「セットプレイに強いコートチェンジ」を持ち、「「いのちのたま」を出現させてサッカーができる」といったところでしょうか。

特に「いのちのたま」を出現させたあとは、いかに相手をかわすか、はたまた相手を攻撃するか、そしていかに美しくシュートを決めて撃墜するか、といった様々な想像が膨らみます。

今回もクリエイティブな発想でキャラクターのアイデアを練ることができたのではないかと思います。

以上です。

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