ガンフェスタ妄想 最新話R2.6月号を読んで

「郊外開発事業ありますでしょうから、継続的な超獣駆除と道路などの地域警邏を指定管理者制度の適応は、必要だと思うのですが…。」

『私もね、いや、小松組さんの地域を憂う気持ちはわかるつもりなんです。ですけどね、まだまだ特区としての大船渡は、金の使い所を考えなきゃいけないようでして。』

『特区で、しかも、この少子高齢化。AI銃の推進は、国としても推進したいんでしょう。』

『学生企業、しかも女の子ってのがまた、華があって【ウケ】がいいんですよ。あ、いやいや、小松組さんがどうのこうのって話じゃないんです。…大船渡は、他市の良い前例になりたいって市長がねぇ…。』


バンっ!乱暴に車のドアを閉めながら、イライラしながらタバコに火をつける。

うちで抱き込んでる市議を接待した夜を思い出すだけで、イライラが募る。

こちとら組で、決まれば良いシノギだった。郊外の買収、地上げと合わせ技。

狩猟頭数の調整や、地上げ中の鳥獣トラブルだろうと思いのまま。

結局、契約を決めたのは、女子供か…どうする、いや、どうしてやろうか。東京五輪前から、暴対法で締め上げられ日あがりかけてた組組織に降って湧いたような特区。ここで、手を引くのは、ない。

どう画を描いたものか…タバコの煙を眺めながら、思考を回し始めた…。





うん、拙いなぁ私。けどこんなもんだろう。

細く長く市から絞れるシノギを出来高なんて、シャバ壊しで掻っ攫われる形だ。面白いわけがない。特区開発でいい感じにヤクザ組織としては、降って湧いた特需。

郊外から海沿いに街の中心が戻った際の開発特需、歓楽街整備時にそういったお店を経営する旨味、今度は郊外の地上げ、開発特需…

一つの街が大きくなるのに当たって発生する利益は計り知れない。

ヤクザ組織は、現代でもだいぶ痛めつけられてるから、余計だな。

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